【G大阪】松田浩新体制、広島に逆転負け…5失点崩壊。ベン・カリファがハットトリック
ガンバ大阪の東口順昭。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
齊藤未月が渾身のミドルを突き刺し、後半途中までリードしたが――。
[J1 26節] 広島 5-2 G大阪/2022年8月20日19:03/エディオンスタジアム広島
J1リーグ26節、片野坂知宏前監督の解任に伴い松田浩監督の就任したガンバ大阪はサンフレッチェ広島に一時2-1と勝ち越しながらも、そこから4失点を食らい、2-5の大敗を喫した。広島はリーグ5連勝。元スイス代表FWナッシム・ベン・カリファがハットトリックを達成した。選手登録したばかりのキプロス代表FWピエロス・ソティリウもさっそく先発出場し勝利に貢献した。
ベン・カリファに1-1に追い付くゴールを決められものの、37分に齊藤未月が決めて勝ち越しに成功する。
そして後半、4-4-2を採用したG大阪は早い段階で選手3人を交代。それでもなかなか強度が上がらず、そこをホームチームに突かれていく。そして72・76分とベン・カリファが、いずれもため息が漏れるような妙技からゴール! スコアをひっくり返されてしまう。
さらに広島は満田誠、松本泰志が追加点。最後は5-2と大差が開いた。
G大阪の松田監督は試合後のフラッシュインタビューで、次のように語った。
「前半は耐えながらも、自分たちの狙いとするところを出せました。後半は同じようになるけれども追加点を取れませんでした。そこがポイントだったと思います」
「全体を見ると、非常に力のあるチームに力負けしたなという印象です。(相手の精度の高いカウンターに対し)後半2回、3回とあった3点目を取れるチャンスでの精度を欠いたと思います」
そのように3点目を決め切れなかったことを悔やんだ。リーグ2連敗のG大阪はJ2降格圏の17位から脱出ならず。
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