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【天皇杯】11/22(土)決勝は町田vs神戸! 大迫勇也がまさかPKキッカー交代も…

神戸の大迫勇也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

国立決戦へ――。

 天皇杯決勝のカードは、FC町田ゼルビア対ヴィッセル神戸に――。

 天皇杯の準決勝2試合が11月16日に行われ、町田が延長120分の末にFC東京に2-0、神戸がルヴァンカップ覇者サンフレッチェ広島に2-0で勝利を収めて、ファイナル進出を決めた。

 神戸は広島のプレスをかわし、丁寧なパスワークと効果的なカウンターから、徐々に主導権を握る。24分に永戸勝也の左足の一発で先制する。

 69分には武藤嘉紀がGK大迫敬介に倒されてPKを獲得。最初は大迫勇也が蹴ってGK大迫敬介にセーブされた。しかし、PKが蹴られる瞬間、大迫敬介がラインを越えていたとしてやり直しに。するとキッカーは佐々木大樹に交代。今度は佐々木が決めて、神戸に大きな2点目をもたらした。

 広島は課題であるシュート精度の低さをこの日も露呈。枠内にボールが飛ばず、武器であるパワー頼みの攻撃で攻め込んだあとの画竜点睛を欠いた。

 また町田は持ち前のハードワークを発揮。延長戦に入ると、運動量で大きく上回り、ベテランの多いFC東京守備陣を圧倒した。

 103分、オ・セフンが森重真人との空中戦で競り勝ち、背後に抜け出た林幸多郎がアレクサンダー・ショルツより一歩前でシュートを放ち先制に成功。109分、ナ・サンホのヒールパスでショルツと長友佑都の二人を無効化。フリーになった相馬勇紀が東慶悟をかわしてマイナスのパスを放ち、最後はオ・セフンが流し込んだ。

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 決勝の町田対神戸は11月22日14時から、国立競技場で開催される。町田は初優勝、神戸は2連覇での通算三度目の戴冠を目指す。