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【町田】J1昇格へゼルビア改革。青森山田の黒田剛監督、藤田晋社長兼CEOの就任決定「『勝者のメンタリティ』長きに渡り培ってきた」

黒田剛監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

藤田氏「強く、愛されるクラブを目指す」。

 J2リーグのFC町田ゼルビアは10月24日、黒田剛新監督、藤田晋社長兼CEOの就任をそれぞれ発表した。

 前回の全国高校サッカー選手権を制するなど、高校サッカー界で無敵の強さを誇る青森山田高校の監督からJリーグへの挑戦に。黒田新監督はクラブを通じて、次のように抱負を語っている。

「この度、2023シーズンよりFC町田ゼルビアの監督に就任することになりました、黒田剛と申します。

 約30年間、高校サッカーというステージで精一杯頑張って参りましたが、この度FC町田ゼルビアから大変魅力のあるオファーをいただき、新たな挑戦ができることをとても嬉しく思います。

 FC町田ゼルビアのファン・サポーター、株主・パートナー企業、地域の方々、その他多くの関係者の皆さまにおかれましては、日頃よりFC町田ゼルビアを支え、熱いご声援をいただき誠にありがとうございます。

 私はこれまでプロの指導者としての経験がなく、私の就任について不安を感じられることもあるかもしれません。ただ、長きに渡り培ってきた『勝者のメンタリティ』はどのカテゴリーであっても、失われるものではないと信じております。

 これからは、FC町田ゼルビアの勝利のために全力を尽くす所存です。そして、皆様の想いは『J1昇格への道』にあると思っています。クラブ・選手・スタッフが一丸となり『夢(J1昇格)実現』のために、自分自身の全てをチームに還元し、ファン・サポーターの皆さまと一緒に喜びを分かち合う瞬間の実現を心から願っています。

 FC町田ゼルビアに関わる全ての皆さまと一緒に町田を盛り上げていきたいと思いますので、これからどうぞよろしくお願いします」

 また、クラブによると、2022年12月1日をもって現社長の大友健寿氏が退任、藤田氏が代表取締役社長兼CEOに就任する。大友氏はクラブアドバイザー(常勤)へ、下川浩之会長が取締役を退任し相談役、土方周明監査役が退任する。

 藤田氏は次のように決意を示している。

「FC町田ゼルビアを応援してくれるファン、サポーターの皆さま、町田にお住まいの皆さま、スポンサーの皆さま、いつもありがとうございます。

 この度、私が社長に就任することになりました。2018年にサイバーエージェントが経営に参画してから4年が経ちました。この間にスタジアム、練習場、クラブハウスと、J1で戦える体制はもう整っています。

 これまで長年にわたってクラブを支えてきた下川会長、大友社長には大変感謝をしています。今後は、これまで培ってきたゼルビアらしさを大切にしつつも、よりスピードアップ、スケールアップをしていくつもりです。強く、愛されるクラブを目指していきますので、これからも変わらぬ応援、ご支援をよろしくお願いいたします」

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