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【大宮】スポンサー批判の横断幕、ネットで騒然「NTT様 弱さよりも…」

大宮のサポーター。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

修正した目標のJ2残留達成も、クラブ史上ワースト19位。

[J2 42節] 大宮 3-3 長崎 /2022年10月23日14:00/NACK5スタジアム大宮

 J2リーグ最終節、大宮アルディージャがV・ファーレン長崎と3-3で引き分けて、シーズン途中から目標としてきたJ2残留を果たしたものの、クラブ史上ワーストの19位に終わった。

 ホームチームは栗本広輝の開始4分の初ゴールを皮切りに、常にリードする展開に持ち込んだ。しかし3-2とリードした79分、植中朝日に決められて、そのまま引き分けに終わってしまった。

 大宮の最終戦セレモニーでは、佐野秀彦社長があいさつした際に、ゴール裏にいる一部の大宮サポーターからブーイングなども起きた。

 さらに横断幕が掲げられて、そこには「NTT様 弱さよりも強くなる情熱が感じられないことに失望しています。このクラブをどうしたいとお考えですか」と書かれていた。

 責任企業への批判に、SNSでは騒然。様々な反応が寄せられている。

 さらには「ピッチで闘うのはお前たち。情熱のない試合はいらない」、また、別には強化部スタッフ個人を批判する横断幕も。

 佐野社長のあいさつの際も、多くのファンとサポーターが拍手を送っていたものの、一部が妨害するような行為も。1部復帰を目指したもののギリギリで残留した今季の結果は確かに不甲斐ないものの、クラブが一枚岩になれていないことが明白になったシーンだった。

 相馬直樹監督の続投が決定的とも言われる。今季途中に就任した原博実フットボール本部長のもと、大宮は復権への道を歩んでいくことができるだろうか。

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