【浦和】肉離れで離脱の酒井宏樹「また全力で戦うために少し休みます」。日本代表の右SB、W杯に間に合うか!?
酒井宏樹。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
9月のドイツ2連戦への参加は厳しく。
[J1 28節] 鹿島 2-2 浦和/2022年9月3日18:00/カシマサッカースタジアム
J1リーグ浦和レッズ戦の酒井宏樹が鹿島アントラーズ戦を欠場し、クラブ広報を通じて、右下腿三頭筋(ふくらはぎ)の肉離れでしばらく戦列を離れると発表された。延長120分のアディショナルタイムに渾身のタックルから激走し、キャスパー・ユンカーの決勝点を演出したACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)の準決勝・全北現代モータース戦を経て診断されたという。
酒井は自身のSNSのインスタグラム(アカウントは hiroki.sakai_19)で9月3日、この件について、次のようにファンに向けてメッセージを発信した。
「報道にもありましたがACL期間中に少し怪我しました。また全力で戦うために少し休みます。
今日の試合(鹿島戦)の勝ち点1が大きな物になるよう、次のホーム戦強いサポートをよろしくお願いします!」
酒井はそのようにチームをサポートする立場を示した。このため、9月の日本代表活動への参加は厳しくなった。何より浦和の戦力として必要される一方、11月のカタール・ワールドカップ(W杯)までにコンディションの回復が果たして間に合うか。
今回のACL準々決勝で対戦した元日本代表コーチのBGパトゥム・ユナイテッドの手倉森誠監督から「W杯では日本を代表して、しっかり戦ってきてくれ!」と背中を押されたというだけに、やはり世界一を目指す舞台は、次の一つの目標になるか……。まずは1日も早く、しかし、完治させて再びピッチに戻ってきてもらいたい。
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