×

4位ベガルタ仙台が原崎政人監督解任、伊藤彰氏を新監督に招へい「J2リーグの難しさをよく理解」

ベガルタ仙台のエンブレム。(C)SAKANOWA

前半戦2位で折り返したが、最近リーグ4連敗中。原崎氏「まだまだ諦めず、前を向いて這い上がろうとしているところでした」。

 J2リーグのベガルタ仙台は9月6日、原崎政人監督の解任と、今季途中までジュビロ磐田を率いて退任していた伊藤彰氏の新監督就任を発表した。

 前半戦を2位で折り返したものの、現在リーグ4連敗中で2位のアルビレックス新潟と10ポイント差の4位に後退。1年でのJ1昇格を目指すための決断だという。

 原崎前監督はクラブを通じて次のようにコメントしている。

「いつもベガルタ仙台への応援ならびにサポートありがとうございます。このたび、監督を退くことになりました。一緒に最後まで諦めずJ1復帰のために戦ってくれた選手、スタッフ、そしてどんな時でも応援・サポートしてくださったファン・サポーターの皆さま、スポンサーのみなさまに深く感謝申し上げます。

 昨年J2降格が決まっても残ってくれた選手たち、J1復帰を共に実現するために新しく来てくれた選手たちは、私のトレーニングに真剣に取り組んでくれていました。まだまだ諦めず、前を向いて這い上がろうとしているところでしたが、この数試合悔しい結果となり、優位な状態でJ1に復帰するという道を難しくしてしまい、大変申し訳なく思っています。

 私はベガルタ仙台を去りますが、ベガルタ仙台の更なる活躍・発展を願っています。本当にありがとうございました」

 一方、伊藤新監督は次のように決意を示している。

「ベガルタ仙台のJ1復帰に対する強い意志と情熱、そしてクラブの目指す姿に心を動かされました。ファン・サポーターの皆さまや、クラブに関わる全ての方々と共に戦い、喜びや感動を分かち合えるよう、全力で取り組みます。クラブの未来のために、一緒にベガルタ仙台を創りましょう。熱い応援をよろしくお願いいたします」

 仙台の佐々木知廣社長は伊藤監督の招へいについて、「さまざまな指導経験を有し、選手個々の能力を組み合わせ、最大値を引き出せると思っています。J2リーグの難しさも良く理解し、これまで在籍したクラブで選手・スタッフからの信任が厚く、ファン・サポーターからも慕われてきた人材です」と理由を語っている。

 仙台は9月10日、J1昇格を争うライバルの6位大分トリニータとアウェーで対戦する。大分とは3ポイント差。

【注目記事】
【J2入場料収入ランキング】1位・新潟は2年連続断トツ。2位松本、3位磐田。最下位はコロナ禍で最も影響を受けた一つ…

【J1入場料収入ランキング】3位名古屋、2位浦和、1位は2年連続…

中井卓大がレアル・マドリードでプレー可能に!ヴィニシウス、スペイン国籍取得

Ads

Ads