【川崎】マルシーニョ交渉継続中?移籍金の分割回数で調整中か。アル・アハリ幹部「破談していない」
川崎のマルシーニョ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
札幌戦フル出場。本人は新天地を希望?
エジプト1部(プレミアリーグ)のアル・アハリが、J1リーグ川崎フロンターレのブラジル人FWマルシーニョ(Marcinho)を完全移籍での獲得を目指しているという噂について、現地メディアは10月2日、クラブ幹部が「破談」を否定し、交渉は継続中であると強調したそうだ。
『El Watan』によると、現地ジャーナリストの情報として、マルシーニョは移籍を希望しているという。ただ、その移籍金などの支払いを巡り、アル・アハリは3回の分割を希望していたが、川崎から2回でなければ応じないと言われているということだ。
また川崎は250万ドル(約3億6000万円)の移籍金を要求したが、アル・アハリは150万ドル(約2億円)を希望したという。
マルシーニョは昨年8月に加入。いずれにせよ、このタイミングでこうしてエジプトで具体的な名前が挙がったということは、川崎との契約期間を巡り、様々な駆け引きが起こっていることも想像できる。
エジプトリーグは10月16日に開幕を迎えるため、現在も移籍ウインドーが開いている。
マルシーニョは川崎の左ウイングの主力として、今季これまでリーグ26試合・9得点・4アシスト、公式戦通算36試合・12得点・5アシストを記録。
エジプトのアル・アハリは、国内リーグ最多42度の優勝を誇る名門。しかし最近2シーズンは最大のライバルであるアル・ザマレクにタイトルを奪われていて、新シーズンの優勝が至上命令となっている。
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