【CL】長谷部誠がリシャルリソンに“喝”! フランクフルト、トッテナムとスコアレスドロー
ソンフンミンとバトルする長谷部誠(右)。 (Photo by Matthias Hangst/Getty Images)
シュートブロックに対し、シミュレーションで倒れ込む。
[CL GS3節] フランクフルト 0-0 トッテナム/2022年10月4日21:00(5日4:00)/ドイチェバンクパルク
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ(GS)3節、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトがホームでイングランド1部トッテナム・ホットスパーFCとスコアレスで引き分けた。両チームともに、1勝1分1敗。
フランクフルトは3-4-2-1を採用し、日本代表MF鎌田大地はシャドー、元日本代表キャプテンのDF長谷部誠はリベロでいずれもフル出場した。
ハリー・ケイン、ソンフンミン、リシャルリソン――。目下、世界最強とも言える前線トリオに対し、長谷部が中心となったフランクフルト守備陣が対抗。シュート数はフランクフルト11本対12本だが、枠内は2本ずつ。長谷部のラインコントロールでコンパクトな布陣を保ち、ボール奪取からのカウンターに何度もつなげた。
またリシャルリソンと1対1になった際、長谷部はスライディングでシュートブロックへ。ブラジル代表FWはシュートを空振り、足が触れていないにもかかわらず痛がるふりをして倒れ込む。
すると37歳のリベロは厳しい表情で詰め寄り、リシャルリソンに一喝! VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)も導入されるなか、“欺くプレー”は観る者にも良い印象を与えず、何より世界一を目指せる能力を備えたストライカーがそのような行為をするのは確かに残念だった。勇猛果敢なファイトが共感を生んできたスパーズのカラーにも合わないだろう。
トッテナム優勢で進んだ試合だが、フランクフルトが粘ってドロー。GS突破へしっかり望みをつないだ。
一方、守田英正の所属するスポルティングCPはアウェーでオリンピック・マルセイユに1-4で敗れた。23分にGKアントニオ・アダンが一発退場を食らい、早々に数的不利に立たされた。
グループDは、スポルティングが2勝1敗の勝点6で首位。トッテナムとフランクフルトが1勝1分1敗の勝点4、オリンピック・マルセイユが1勝2敗の勝点3と混戦模様になっている。
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