Jクラブも狙えるぞ!クリスチアーノ・ロナウドの1月移籍、マンチェスター・Uが「容認」。アル・ヒラルも再び!?
クリスチアーノ・ロナウド。(Photo by Michael Regan/Getty Images)
夏の残留希望したテン・ハフ監督も“寛容”になる。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが来年1月、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の移籍を容認したという。イギリス紙『テレグラフ』が7月4日に報じた。
3-6と惨敗を喫したマンチェスター・シティ戦、ロナウドは出場機会を得られなかった。そこで再び37歳のスターの今後の動向に注目が集まることになった。
同メディアによると、OBのロイ・キーンはそのロナウドの起用法に「これがキャリアへの敬意なのか。無礼以外の何ものでもない!」と、エリック・テン・ハフ監督の采配に激怒したという。
ただ、指揮官の意向について、「就任当初はロナウドを引き留めようとしたテン・ハグだが、もしも本人が望むのであれば、ロナウド退団について、より寛容になっている」という。そして、「テン・ハグはロナウドの話題が持ち上がるたびに慎重に対応してきたが、許容できるオファーがあれば、冬のウインドーでこの37歳が去るのに前向きだと考えられる」と報じた。
また前会長の時代から、ユナイテッドは名前のある選手を“備蓄”する傾向があった。テン・ハフ監督はその傾向からも決別し、選手に居心地の良さを与えず、一丸で闘う集団となって切磋琢磨していくことを望んでいる。
結局、夏の移籍マーケットで正式オファーを出したのは、サウジアラビア1部のアル・ヒラルのみ。『アス』などによると、アル・ヒラルは移籍金3000万ユーロ(約42億円)、週給200万ユーロ(約2億8000万円)、総額3億ユーロ(約418億7000万円)という待遇で、マンチェスター・Uにオファーを提示していたという。
来年1月、アル・ヒラルは再びオファーを出す可能性がある。さらにその時期は欧州の冬の移籍マーケットも開く。カタール・ワールドカップ(W杯)での活躍ぶりによっては、引く手あまたになるかもしれない。
そしてJリーグの移籍期間でもある。
ヴィッセル神戸がルーカス・ポドルスキ、トーマス・フェルマーレン、アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャとビッグネームを獲得したあと、コロナ禍突入に伴い、“大物”のJリーグ行きもストップしている。
来場者を取り戻したいJリーグに不足しているのは「タレント」だ。サウジアラビアほどの大金は確かに準備できないかもしれない。しかし日本でプレーする様々なメリットもあるはずで……。クリスチアーノ・ロナウド獲得を画策するクラブは出てこないだろうか!
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