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【浦和】来年2月ACL決勝、埼スタ使えない?芝生改修工事のため、すでに1年延期…

埼玉スタジアム。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

再延期も? クラブが公式サイトで「鋭意調整、交渉を行っている」と報告。

 J1リーグ浦和レッズは9月12日、来年2月26日開催予定のACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)の決勝第2戦の試合会場が現時点で決定していないと発表した。埼玉スタジアムはその期間、芝改修工事期間となっていたため。クラブは「現在、関係各所と鋭意調整、交渉を行っておりますので、決定次第、浦和レッズオフィシャルサイトにてお伝えさせていただきます」と、埼スタ開催を目指しているという。

 埼スタの芝生を巡っては、昨年10月から今年5月までが、当初の芝生改修時期だった。しかし日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が昨年10月27日、埼玉県の大野元裕知事を訪れ、1月から3月まで行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホームゲームで、芝生の張替えを延期させて、埼玉スタジアムを使わせてほしいと要望書を提出。これが受け入れられ、日本代表のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選での埼スタ実施により、工事が1年延期された。

 日本ではヨーロッパのスタンダードである天然芝(寒地型芝)が採用されているのは、埼スタ、ビッグスワン、宮城スタジアムなど限られる。多くは暖地型芝生(夏芝)やハイブリッドが採用されている。

 今年はカタール・ワールドカップ(W杯)開催のため11月にJリーグのシーズン終了を迎えるが、工期を考慮すると“前倒し”は難しい。さらに1年延期となれば、スタジアムの地面の温度を年間通じてコントロールする「地温コントロール」などへの影響も懸念される。果たして、スタジアムを管理する埼玉県はどのような判断を下すのか!?

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