【移籍】「新たな挑戦の準備はできた」イニエスタの新天地決定。UAE1部エミレーツクラブと『1年契約+延長オプション』
神戸時代のイニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
昨季2部リーグ2位で昇格を果たす。
J1リーグのヴィッセル神戸を今夏退団した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)が8月7日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに到着し、同国1部エミレーツクラブとの契約にサインした。間もなく正式に発表される。
クラブ公式インスタグラムでは、花束を受け取り、クラブ関係者らと記念撮影に応じる様子などが紹介されている。39歳のマエストロは2023-24シーズンの1年契約を結び、プラス1年間の延長オプションがつくという。
イニエスタは自身のインスタグラムで、「新たな挑戦の準備はできた」と、家族とともに空港へ移動する姿を伝えていた。
エミレーツクラブは昨季2部2位で昇格を果たしたチーム。ここ数年はケガにも苦しみ、今季は控えの増えたイニエスタは神戸退団時、「ピッチに立ってプレーしながら、引退の時を迎えたい」と、キャリアへのこだわりを口にしていた。
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一時はFCバルセロナ時代のチームメイトであるリオネル・メッシの加わったMLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミへの移籍も噂された。しかしMLSのサラリーキャップ制や外国籍選手枠などの関係で見送られた。