【ACL神戸×蔚山スタメン発表】イニエスタがベンチ外。120分の死闘から神戸の先発変更なし
神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
勝てば東地区代表として19日の決勝ペルセポリス戦。
[ACL 準決勝] 神戸 – 蔚山現代/2020年12月13日(日本時間19:00)/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム(カタール・ドーハ)
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝、J1リーグのヴィッセル神戸対韓国Kリーグの蔚山現代FCのスターティングメンバーが発表された。準々決勝の水原三星ブルーウイングス戦、延長後半途中から出場しPK戦の1本目のキッカーとして成功したキャプテンのアンドレス・イニエスタが、メンバー外となった。
試合前日の公式記者会見で「ここからは総力戦」と語っていた三浦淳寛監督だが、延長戦まで120分の死闘を演じてから中3日だが、水原三星戦と同じスターティングメンバーを並べた。
一方、対する蔚山現代のキム・ドフン監督は1998年から99年に神戸に在籍し、Jリーグ通算58試合・27得点を決めているレジェンドの一人。前回大会は浦和レッズにベスト16で逆転負けを喫していて、今大会は優勝を目標に掲げて取り組んできた。
三浦監督はケガ人の状態について、次のように語っていた。
「(ケガ人で数人が出られるようだが?)影響しないと言ったら嘘になります。ただ、覚悟をして、この連戦に来ました。当然本気でぶつかり合うなか、ケガ人が出てしまう可能性はあります。ここからは総力戦。私自身はチームに帯同している選手のことは当然心配していますが、誰が試合に出ても、戦う気持ちとチームのためにという思いでプレーしてくれると信じています」
そして指揮官はこの試合に懸ける思いを次のように口にした。
「マイナスになるようなプレッシャーはありません。今大会が初めてであり、チャレンジャーの気持ちで臨んできました。ただチャレンジャーであっても、この大会に懸ける思いは、どのクラブにも負けていません。明日の試合、選手たちに躍動してほしい。いろんな思いを抱えながら、ピッチで躍動してくれるのを期待しています」
蔚山現代戦に臨む神戸のメンバーは次の通り。
▽ヴィッセル神戸
▼先発
GK
1 前川 黛也
DF
4 トーマス・フェルマーレン
17 菊池 流帆
22 西 大伍
23 山川 哲史
24 酒井 高徳
MF
5 山口 蛍
14 安井 拓也
27 郷家 友太
FW
11 古橋 亨梧
49 ドウグラス
▼控え
GK
18 飯倉 大樹
DF
19 初瀬 亮
25 大﨑 玲央
44 藤谷 壮
MF
31 中坂 勇哉
FW
13 小川 慶治朗
21 田中 順也
38 佐々木 大樹
41 小田 裕太郎
9 藤本 憲明
▼監督
三浦淳寛