【移籍情報】松本の「10番」工藤浩平が千葉へ完全移籍で8年ぶり”復帰”
松本の工藤が千葉に復帰!写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「山雅で温かく見守ってくれた皆さん」「ジェフで再びプレーできること」にそれぞれ感謝。
松本山雅FCの工藤浩平が、ジェフユナイテッド千葉・市原に完全移籍することが、7月1日、両クラブから発表された。完全移籍で、8年ぶりの”古巣復帰”となる。
プロ17年目の工藤は、小学生のジュニア時代から千葉(当時・市原)の下部組織で育ち、2003年に市原(現・千葉)ユースから昇格を果たしてトップデビュー。そして2011年から京都サンガ、2015年にサンフレッチェ広島とプレーし、2015年途中から松本へ移籍。J2に降格した2016年、そして17年は主にシャドーのレギュラーを務めた。2016年は42試合11得点、背番号「10」をつけた17年は41試合8得点。しかし今季はアタッカー陣の補強やシステム変更に伴い出番が減り、これまでのリーグ戦の出場は12試合0得点だった。
工藤は1984年8月28日生まれの33歳。千葉県出身。166センチ・63キロ。2009年には日本代表にも選出されている(0試合0得点)。
工藤は松本の公式ホームページで次のようにコメントを残している。
「2015年からの3年間、山雅に関わる皆さんには試合だけでなく、練習場など日頃から温かく接していただき心から感謝しています。また、シーズン折り返しのこのタイミングですが、自分が小さい頃からサッカーボールを追いかけ、プロになったクラブで再びプレーしたいという僕の決断を尊重してくれたクラブにも感謝します。J1昇格のライバルになりますが、これからも自分らしいスタイルをピッチで表現していきたいと思います。どんなときでも熱くご声援を送っていただき本当にありがとうございました」
また、千葉に対して次のようにコメントしている。
「8年ぶりにジェフに戻ることになりました。小学生からサッカーをしていたジェフで再びプレーできることに感謝しながら、クラブの力になれるよう頑張ります。よろしくお願いします」
文:サカノワ編集グループ