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フランス古豪がオルンガ獲得に名乗り!ベシクタシュは撤退か

柏のオルンガ(上段右から二人目)。写真:石田達也/(C)Tatsuya ISHIDA

今度は6年ぶりにリーグ・アンに復帰したランスが「照準を定める」!?

 J1リーグで目下、得点ランキング1位の10得点を決めている柏レイソルのケニア代表FWマイケル・オルンガが、ヨーロッパの移籍市場でジワジワと注目銘柄になってきている。

 先日はトルコ1部リーグの名門ベシクタシュJKが、オルンガ獲得へ調査を開始したと同国メディアで報じられた。さらに今度はフランスメディア『BUT!フットボールクラブ』が8月11日、今季同国の1部リーグ(リーグ・アン)復帰を果たした古豪のRCランスがオルンガ獲得に向けて「照準を定めた」と報じた。

 記事によると、ランスはボランチと左サイドバックが最重要の補強ポイントである一方、常にストライカーを探してきたという。そうしたなかで、オルンガに着目したそうだ。

 しかもベシクタシュは200万ユーロ(約2億4000万円)の移籍金(違約金)を支払うことができず、ひとまずオルンガ獲得からは撤退したと見られる。そこでランスは獲得への検討を開始。一方、オルンガと柏の契約は来年1月31日までで、待つか、しかし待てば他チームに引き抜かれそうであり……そのあたりの駆け引きも生まれてきているようだ。

 オルンガは1994年3月26日生まれ、ケニア出身の26歳。193センチ・85キロ。昨季J2で得点ランク2位となる30試合・27ゴールを奪取。最終節の京都サンガF.C.戦では1試合8ゴールのJリーグ記録を作っている。

 今季J1リーグでは開幕の北海道コンサドーレ札幌戦(〇4-2)で2得点を記録したが、新型コロナウイルスの影響による再開後は3試合無得点で、チームも3連敗を喫してしまう。ところがそこから5試合連続計8ゴールを叩き込み、柏も4勝1分と完全に息を吹き返している。

 現在のJリーグ最高のストライカーと言って過言ではない活躍ぶりを見せている。この2チーム以外にも調査している欧州などのクラブはあるだろう。今季6シーズンぶりに1部リーグに復帰したランスは、どこまで本気なのか。オルンガがこの夏、海を渡ることはあるのだろうか!? 

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[文:サカノワ編集グループ]

Topics:RC Lance is interested in J.League Kashiwa Reysol FW Michael Olunga.

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