【鹿島】日本代表復帰の植田直通が咆哮ヘッド弾! 『男祭り』の首位・柏戦で豪快に決める
鹿島の植田直通。写真:手塚大介/(C)Daisuke TEZUKA
船橋佑のFKに合わせる。レイソルも小屋松知哉の得点で詰め寄る。
[J1 24節] 鹿島 – 柏/2025年7月20日18:03/メルカリスタジアム
J1リーグ24節、鹿島アントラーズ 対 柏レイソルの上位対決、FWレオ・セアラの先制点に続いて、このほど日本代表復帰を果たしたこの日のゲームキャプテンであるDF植田直通がジャンプヘッドで決めて、チームに2点目をもたらした。
開始5分にレオ・セアラが約40メートルのロングショットを叩き込んで、この日から呼称変更になった“メルスタ”ファーストゴールを記録する。
しかしその後、柏の反撃を受けて苦しむ。そこで耐えていくと、待望の追加点を決めたのは、東アジアE-1選手権で日本代表復帰を果たした植田だった。
敵陣左サイドでのフリーキックのチャンス。舩橋のキックは味方と敵に当たってディフレクションを起こしたが、最後は植田がまさに魂を込めてゴールへ叩き込み、ネットを揺らした。チームメイトか祝福を受けた植田はメインスタンドを見上げて咆哮。サポーターからひと際大きな拍手を受けた。
だが、前節まで首位の柏も負けていない。徐々に鹿島のペナルティ内に入り込むシーンが増加。じわじわとプレッシャーをかけていく。
そして43分、鹿島の連係ミスを突き、小屋松知哉が1点を返してみせた。
この試合は恒例の「男祭り」として、スタジアム内外で様々なイベントなどが行われた。板垣恵介さん原作の人気格闘TVアニメ『範馬刃牙』とのスペシャルタッグ企画で「バキ」化した植田だったが、その期待に応えてみせた。
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試合は2-1と鹿島の1点リードで折り返している。