CL準優勝トッテナムが酒井宏樹獲り!?唯一の懸念材料は…
日本代表としてトリニダード・トバゴ戦に出場した酒井宏樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
スポーツ衛星放送『スカイ・スポーツ』などが伝える。
イギリスの衛星放送『スカイ・スポーツ』などは6月10日、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCが、オリンピック・マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹の獲得を検討していると伝えた。
記事によると、これまでトッテナムの右サイドバックの主力を務めてきたキーラン・トリッピアー(2018-19シーズンのリーグ戦27試合出場1得点)に、セリエAのユベントスFCなどへの移籍の噂が出ているため。引き抜かれた場合に備え、右SBを探しているということだ。
また、既存戦力のうち、22歳のカイル・ウォーカー=ピータース(同6試合出場0得点)、26歳のコートジボワール代表セルジュ・オーリエ(同8試合出場0得点)も、このポジションの候補者に挙げられているという。
ただ、酒井獲得の唯一のネットとして、「しかしながら、スパーズはこのほど(4月12日に)29歳を迎えたその年齢について懸念している」と、その年齢について触れている。
酒井は昨季、フランスリーグで27試合1得点4アシストを記録し、日本代表通算56試合1得点。1月の準優勝に終わったアジアカップにも臨んでいた。先のキリンチャレンジカップ2019では、5日のトリニダード・トバゴ戦(△0-0)では3-4-2-1の右ウイングバックとして先発し、62分までプレーしていた。
一方、トッテナムは昨季のUEFA欧州チャンピオンズリーグで準優勝。プレミアリーグでは23勝2分13敗で4位に入り、新シーズンチャンピオンズ・リーグ出場権も獲得している。韓国代表ソン・フンミン、イングランド代表ハリー・ケインら錚々たるメンバーに、日本屈指のサイドバックに進化を遂げた酒井が加わる日が果たして来るのか――。
文:サカノワ編集グループ