日本代表の旗手怜央、川崎からセルティックへの移籍「合意」。現地でも話題に
旗手怜央。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
移籍金も発生か。
J1リーグ連覇を成し遂げたものの天皇杯準決勝を落とした川崎フロンターレの日本代表、旗手怜央がスコットランド1部セルティックFCへ移籍することが決定的となった。
スコットランドの複数メディアが12月13日、日本の報道と現地の情報をもとに、間もなく正式発表されると伝えている。
『デイリー・レコード』は、「セルティックが、川崎フロンターレの旗手怜央の移籍で『合意』」と題したレポートを掲載。日本での情報とともに、今季途中まで横浜F・マリノスを率いたセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督の意向により、1月の冬の移籍市場が開くとともに、すぐ契約を結びたいということだ。旗手自身も古橋亨梧とのプレーを楽しみにしているそうだ。
また現地メディアによると、複数のポジションでプレーしてきた旗手だが、セルティックではまず左サイドバックの即戦力として構想されている。
最近2試合は左利きのグレッグ・テイラー、その前は本来右サイドが本職のクロアチア代表DFヨシプ・ユラノビッチが務めてきた。固定できずにいるポジションであり、テイラーと旗手を競わせていく方針と見られる。同時に2列目の適用も探っていく。
ポステコグルー監督は以前の記者会見で次のように語っている。
「私たちはまだチーム作りを始めて4、5か月しか経っておらず、それは1回の移籍市場で実現できません。私たちは、特定の分野で、より多くの選手を必要としています。その差を埋めるには、ユーティリティ性のある選手も必要です」
そのうえで、これまで12月でシーズンが終わる日本のマーケットが“狙い目”であり、そのタレントを熟知していることもアドバンテージになると自身の口から述べていた。
また川崎とは契約を残しているため、移籍金も発生するということだ。
さらに前田大然(横浜FM)、井手口陽介(ガンバ大阪)の今冬のセルティック移籍も有力視されている。
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[文:サカノワ編集グループ]