吉田麻也が今明かすドイツ戦勝利の要因とは?「チームスピリットと万全の準備」を次はチームに還元、「シャルケには日本代表と同じように団結力がある」
吉田麻也。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA
ブンデスリーガが再開、21日に鎌田大地と長谷部誠のフランクフルトと激突。
[ブンデスリーガ 16節] フランクフルト – シャルケ/2023年1月21日15:30(日本時間23:30)ドイツェ・バンク・パルク
ドイツ・ブンデスリーガ1部シャルケ04の日本代表DF吉田麻也が1月18日、クラブの公式インタビューに登場し、現在最下位と苦しむなかでリーグ再開を控え「1部残留」に向けて決意を示した。
このなかで、カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表がドイツ代表、スペイン代表を破ってベスト16に進出したことも話題に。下馬評を覆すという点では通じる点もあり、「ドーハでの経験で、生かせることはありますか?」と質問を受けた。
すると日本代表キャプテンは次のように答えている。
「私たちの前評判は決して良かったわけではありませんでした。スペインとドイツは強いチームです。でも、チームスピリットを一つにして、なんとか勝つことができました。良いチームスピリットがあれば、多くのことを成し遂げられます。加えて、準備も万全でした。それはピッチ上だけの仕事ではありません。事前に対戦相手をよく分析してピッチに立てました。それが最後に報われました」
「しっかりと準備すれば、自然と少しは自信がつきます。準備の段階からハードワークすること。シャルケは日本代表と同じように団結しています。私たちは、全員が仲間のために全てを捧げているチームです」
そのようにシャルケが一丸となって戦えば、残留は可能だと強調している。
また、イギリスのサウサンプトンに自宅があり、クリスマスはそこで家族とゆっくり過ごせたそうだ。
「サンプドリアに移籍してからパンデミックの影響もあり、長いことイギリスへ行けずにいました。そのため今回クリスマス前後のチームトレーニングがない日々は、家族とイギリスで過ごす良い機会になりました。家の中のものがまだ使えるかどうか確認する機会にもなりました(笑)」
吉田がシャルケを支え、1部へと導く。現在最下位のシャルケは、鎌田大地と長谷部誠の所属する4位のアイントラハト・フランクフルトと対戦する。