【横浜FM】さらなる高みへ“今年一発目”渡辺皓太「前回はスタンドから観ていた。ピッチに立ち、しっかりタイトル獲得に貢献したい」│富士フイルムスーパーカップ2023

全席100パーセント声出し応援解禁に「最後の一歩や疲れてきた時、選手はあとの一歩を頑張れます」。

[FUJI FILM SUPER CUP2023] 横浜FM – 甲府／2023年２月11日13:35／国立競技場

『富士フイルムスーパーカップ2023』昨季J1王者・横浜Ｆ・マリノスのMF渡辺皓太が２月10日、オンラインによる試合前日の公式記者会見に臨み、この一戦への意気込みを示した。

　リーグ開幕を告げるスーパー杯――下剋上を起こそうと鼻息荒い天皇杯覇者であるJ2ヴァンフォーレ甲府との国立決戦。渡辺は堂々とその挑戦を受けるという。

「今年の一発目、タイトルが懸かっています。必ず勝ちたいです。しっかりキャンプから徐々にコンディションを上げ、チームとして、いい状態で来ています。（甲府に対し）どのような相手だろうと自分たちのサッカーに集中し、いかに自分たちのパフォーマンスを出せるかが大事になります」

「（横浜FMが）このタイトルを獲ったことがないということで、むしろチャンス。タイトルが求められているチーム。一丸で獲りにいきます」

　渡辺は昨季リーグ24試合に出場、１月の日本代表候補合宿のメンバーにも選ばれた。まだ国際Ａマッチデビューはしていないが、森保一監督からの評価は高い。今年まず横浜FMで、もう一段ブレイクスルーを果たし、再び日本代表に復帰することも期待される。

「一つでも多くタイトルを獲ること。そこに自分が関わっていけるように。前回大会の2020年はスタンドから観ていたので、今回はピッチに立ち、しっかりタイトル獲得に貢献したい。リーグ戦、ルヴァンカップ、天皇杯、全てでチームにプラスになれるようなプレーを１年間していきたいです」

「浮き沈みは少なくして、常に高いパフォーマンスを発揮したい。日ごろからの準備、コンディションの部分、そういったところで、しっかりサッカーに集中して、１年間試合に関わり続けていきたいです」

　また、この試合からコロナ禍で３年間規制されてきた全席での声出し応援が“解禁”される。

「サポーターの声援は選手の力になり、普段以上のパフォーマンスにつながります。本当に今からすごく楽しみ。（声援を受けることで）最後のプレーや疲れてきた時、選手はあと一歩を頑張れます」

　国立の舞台での、マリノスサポーターから受ける今年最初の熱い後押し。渡辺は少しテンションを高め、そのように声を弾ませた。

　横浜FM対甲府の一戦は13時35分キックオフ。地上波では日本テレビ系で全国ネットにて生中継され、インターネットではTVerにてライブ配信される。