日本代表DF昌子源の今季の欧州移籍なし。「残ってやります」と鹿島の鈴木強化部長
日本代表でプレーする昌子源 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
W杯で「自信をつけた」が、帰国したあと発熱に。
[J1 17節]鹿島 6-2 柏/2018年7月22日/カシマサッカースタジアム
鹿島アントラーズの鈴木満常務取締役強化部長が、昌子源の欧州挑戦について、「それは決着がついた。残ってちゃんとやります」と今シーズン中の移籍はないと断言した。
センターバックの昌子はFIFAワールドカップ・ロシア大会で国内組として唯一レギュラーを務め、3試合にフル出場。帰国後は体調を崩すなどして、この17節の柏戦で戦列復帰を果たした。
試合後、鈴木強化部長は次のように昌子について語った。
「(W杯に行き)自信をつけて帰ってきたし、W杯の前よりも成長したと感じる。自信という部分をつけてきた。やはりワールドカップの疲れがあって、免疫力が落ちたところで、咽頭炎になり熱を出してしまった。ちょっと疲れていたようだ」
そのように帰国後、一時コンディションを落としていたことを説明。そのうえで、フランスの地元メディアがストラスブールが関心を示しているなど噂されていた移籍問題については、「それは終わった。決着がついた。残ってちゃんとやります」と断言した。
取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI