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【柏 1-3 鹿島】「ヒザに痛み止めの注射を打っていた」レオ・セアラがハットトリック! 次節ホームで浦和戦

鹿島のレオ・セアラ。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

4勝1敗で勝点12に伸ばす。

[J1 5節] 柏 1–3 鹿島/2025年3月8日16:00/三協フロンテア柏スタジアム

 J1リーグ5節、鹿島アントラーズがレオ・セアラのハットトリックにより、3-1で柏レイソルとの上位対決を制した。

 26分、左サイドの松村優太を起点に、安西幸輝がオーバーラップしてクロスを放つ。中央で柏DFが空中戦で空振り、その背後にいたレオ・セアラが冷静にヘッドで合わせて先制に成功する。

 さらに50分、敵陣でボールを奪った松村が左サイドを打開。そのパスを再びレオ・セアラが押し込み2点目!

 そして57分に久保藤太郎に1点を返されたものの62分だった。右サイドでパスを受けたレオ・セアラがこの日3点目を突き刺して、見事ハットトリックを達成してみせた。

 柏は古巣対決に燃えていた垣田裕暉が前半二度の決定機を逸してしまうなど、チャンスを作り出したものの追い付けなかった。シュート数は速報値で、柏10本、鹿島13本。枠内はそれぞれ4本ずつだった。

 リーグトップの今季通算5得点と伸ばしたレオ・セアラは、試合後のDAZNのフラッシュインタビューで「ものすごく特別な試合になりました。少し痛みがあり、ヒザに痛み止めの注射を打って臨みました。打った甲斐がありました。チャンスが来れば決められる準備をしてきた結果で、チームの勝利に貢献できて嬉しいです。このまま勢いのまま優勝へ向かいたいです」と喜んだ。

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 4勝1敗の勝点12とした鹿島は次節3月16日、ホームのカシマスタジアムに戻り、今季初勝利を収めた浦和レッズと対戦する。一方、今季初黒星をつけて3勝1分1敗となった柏はアウェーでサンフレッチェ広島と対戦する。