夏の移籍完了、J1市場価格ベスト20。イニエスタ1位、あの日本人DFが2位に。MVP仲川輝人は…
神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
トップ15人のトータルで、久保建英一人を上回れず。
Jリーグは8月28日に夏の移籍マーケットが終了した。今回、移籍専門サイト『トランスファーマーケット』のデータをもとに、最新のJ1リーグ18チームの「推定市場価格ランキング」をまとめた。鈴木武蔵、橋本拳人、室屋成ら日本代表クラスが欧州に移籍し、7月時点で250万ユーロ(約3億円)で2位だったファブリシオが浦和レッズからポルティモネンセSCに期限付き移籍。一方、欧州からの外国人選手の加入はなかった。このあと10月に第3の移籍ウインドーが設けられるため、そこで動きがあるかどうか。
新型コロナウイルスの影響もあり世界的に“値崩れ”が起きるなか、トップ15人の総額が2970万ユーロ(約37億6000万円)で、日本人1位の久保建英(ビジャレアルCF)の3000万ユーロ(約38億円)に届かなかった。現在はヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタが一人突出している感のある選手の“魅力”の面が、Jリーグの課題の一つとなってきそうだ。
この推定市場価格はリーグ戦、各代表、国際大会での活躍、それに将来性を数値化した、あくまでも参考額だ。年齢が低いほうが、比較的高くなる。
そのなかで、1位はイニエスタ(ヴィッセル神戸)の320万ユーロ(約4億円)。2位がトゥールーズFCからガンバ大阪に加入した昌子源と、清水エスパルスに加入したカルリーニョス・ジュニオの240万ユーロ(約3億円)だった。さらに昨季MVPの仲川輝人(横浜F・マリノス)が220万ユーロ(約2億8000円)で続いている。
ランキングは以下の通り。
▽J1リーグの『推定市場価格』
トップ20
※『トランスファーマーケット』参照/8月31日時点
1位 アンドレス・イニエスタ
320万ユーロ:約4億円
(MF/36歳/神戸)
※スペイン国籍
2位タイ 昌子 源
240万ユーロ:約3億円
(DF/27歳/G大阪)
2位タイ カルリーニョス・ジュニオ
240万ユーロ:約3億円
(FW/26歳/清水)
※ブラジル国籍
4位 仲川輝人
220万ユーロ:約2億8000円
(FW/28歳/横浜FM)
5位タイ クリスティアーノ
200万ユーロ:約2億6000万円
(FW/33歳/柏)
※ブラジル国籍
5位タイ マルコス・ジュニオール
200万ユーロ:約2億6000万円
(FW/27歳/横浜FM)
※ブラジル国籍
7位 チャナティップ
190万ユーロ:約2億5000万円
(FW/26歳/札幌)
※タイ国籍
8位タイ 清武弘嗣
180万ユーロ:約2億3000万円
(MF/30歳/C大阪)
8位タイ 谷口彰悟
180万ユーロ:約2億3000万円
(DF/29歳/川崎)
8位タイ 土居聖真
180万ユーロ:約2億3000万円
(FW/28歳/鹿島)
11位タイ ディエゴ・オリヴェイラ
170万ユーロ:約2億2000万円
(FW/30歳/FC東京)
※ブラジル国籍
11位タイ 小林 悠
170万ユーロ:約2億2000万円
(FW/32歳/川崎)
13位タイ 興梠慎三
160万ユーロ:約2億1000万円
(FW/34歳/浦和)
13位タイ エジガル・ジュニオ
160万ユーロ:約2億1000万円
(FW/29歳/横浜FM)
※ブラジル国籍
13位タイ エリキ
160万ユーロ:約2億1000万円
(FW/26歳/横浜FM)
※ブラジル国籍
13位タイ 車屋紳太郎
160万ユーロ:約2億1000万円
(DF/28歳/川崎)
13位タイ レアンドロ・ダミアン
160万ユーロ:約2億1000万円
(FW/31歳/川崎)
※ブラジル国籍
19位タイ 進藤亮佑
150万ユーロ:約2億円
(DF/24歳/札幌)
19位タイ 古橋亨梧
150万ユーロ:約2億円
(FW/25歳/神戸)
19位タイ マテイ・ヨニッチ
150万ユーロ:約2億円
(DF/29歳/C大阪)
※クロアチア国籍
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[サカノワ編集グループ]