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浦和と福島の選手エントリー不備問題は継続で「上訴中」。福島の不服申立てはJFAが受理か

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

リーグ実行委員会後の取材対応で一言触れられる。

 Jリーグは9月28日、理事会を行ったあと村井満チェアマンと各部門担当者によるメディアブリーフィングを実施した。

 その冒頭、Jリーグから次のように一言、言及があった。新型コロナウイルス感染症対策のため定められた規約の違反により、Jリーグ公式戦のエントリールールに該当しない選手を出場させたとして「0-3敗戦扱い」の懲罰処分を受け、浦和レッズがCAS(スポーツ仲裁裁判所)、福島ユナイテッドFCが公益財団法人日本サッカー協会(JFA)不服申立委員会への不服申し立てを行ったことについて、状況は変わらずいることが報告された。

「浦和レッズ、福島ユナイテッドのエントリー資格問題につきましては、現状ではまだCAS、不服委員会への上訴中であり、現状こちらからコメントできることはない状況が継続されています」

 そのように説明があった。

 逆に浦和は不服申し立て委員会への申し立てが、そもそも却下されたが(Jリーグが“没収”という表現をしていないことも関係していたか)、福島は受理されたようである。

 福島の場合、ヴァンラーレ八戸戦で2-0で勝利を収めながら「0-3」負け試合の扱いにされている。そのため申し立て内容「2点以上の勝点の減点 」に該当していた。

 この問題は、Jリーグの公式検査を受けられなかったものの他の検査で陰性と認定された選手について、「エントリー資格認定委員会」への報告を怠り、その選手が出場していた件。リーグはその試合について、「0-3」敗戦扱いにするという非常に重い処分を科していた。

 福島は試合直前、協議したマッチコミッショナーから「許可を得ていた」として反論。一方、浦和は「選手資格」と「エントリー不備」はまったく異なる問題ではないかと指摘している。Jリーグはあくまでも、Jリーグ規律委員会の審査や決定には、一切関与できないと主張していた。ただし浦和はそもそもリーグが「選手資格違反」と判断し、規律委員会に判断を求めたことにも疑問を呈していた。

 また、浦和もJFA不服申立委員会に不服申立書と不服申立理由書を提出していたが、「JFA懲罰規程第36条〔不服申立可能な懲罰〕に該当しない」として却下されたため、CASへの提訴に踏み切っている。

 両者が異なる形でJリーグの決定に不服を申し立てる形に。まず、JFA申立て委員会からの発表を待ちたい。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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