【ELソシエダ-ローマ】久保建英、試練の時。2試合連続ベンチスタートに
久保建英。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA
スコアレスのまま試合終盤へ――。
[ELラウンド16 第2戦] R・ソシエダ 0-0 ローマ/2023年3月16日21:00(日本時間17日5:00)/レアレ・アレーナ ※2戦合計2-0でローマの勝利
UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16、レアル・ソシエダ対ASローマの第2戦、R・ソシエダの日本代表MF久保建英は公式戦2試合連続でのベンチスタートとなり、71分から途中出場した。試合はスコアレスに終わり、第1戦を2-0で制したローマが勝ち上がった。
久保が試練の時を迎えている。ダビド・シルバの戦列復帰と最近のなかなか上向かないチームのパフォーマンスもあり、21歳のレフティは直近のラ・リーガのRCDマジョルカ戦に続いて、公式戦2試合連続でベンチスタートとなった。
試合は第1戦を0-2で落としたホームチームがボール保持率で大きく上回る。しかし自陣を手堅く固めるローマのゴールをなかなか攻略できない。
そして前半終了間際、ローマがセットプレーからゴールネットを揺らして、2試合トータル3点目が決まり勝負あったかと思われたが……。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入でハンドのファウルで取り消しとなった。
久保は71分、ミケル・オヤルサバルと代わってピッチに立った。するとコーナーキックのキッカーを務め、また前線で起点を作るなど、攻撃に変化を加えた。
しかし……最後までゴールを奪えず。優勝を目指したレアル・ソシエダだが、ベスト16で敗れることになった。