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異例!鎌田大地の今夏退団を正式発表。フランクフルト「契約を延長せず退団する」、新天地の希望は…

鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「ダイチのいるアイントラハトの未来を見たかったが…」

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトは4月12日、2022-23シーズンまで契約を結んでいる日本代表MF鎌田大地(KAMADA Daichi)が新たに契約を延長せず退団すると、クラブ公式サイトで発表した。シーズン終盤戦の戦いに集中するとともに、今後の補強をも見据えてのものだが、まだリーグ戦7試合を残す段階での異例の発表となった。

 フランクフルトは「6シーズンを過ごした日本人選手の鎌田は、この夏、契約を延長せず退団する」と正式に発表した。契約満了に伴い、フリートランスファーとなって新天地を探すことになる。

 フランクフルトのマルクス・クレーシュ・スポーツダイレクターは次のように鎌田の貢献に感謝するコメントを発表している。

「ダイチ・カマダはアイントラハト・フランクフルトにおいて、非常に優れたブンデスリーガの一人の選手へと成長し、昨年のヨーロッパリーグ優勝はハイライトとなりました。

 クラブの発展を語るうえで彼は欠かせず大きな役割を果たしてきました。

 ダイチのいるアイントラハトの未来をさらに見たかったものの、選手の考える利益と合致しませんでした。

 彼のアイントラハトへの貢献に感謝するとともに、今後の成功を祈っています」

 鎌田にはボルシア・ドルトムントが5年契約の好条件のオファーを提示している。しかし本人はドイツ国外でのプレーを優先的に希望。トッテナム・ホットスパーFC、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーFCなどイングランド・プレミアリーグの複数クラブ、さらにスペイン1部FCバルセロナ、ポルトガル1部SLベンフィカなどが興味を持っていると言われる。

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