【FC東京2-1川崎】徳元悠平1G・1A、安部柊斗1得点!長友佑都も奮闘。フロンターレは脇坂泰斗の一発退場が響く
FC東京の安部柊斗。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
宮代大聖もファインゴールを決めたが…。
[J1 13節] FC東京 2-1 川崎/2023年5月12日19:33/国立競技場
J1リーグ13節、FC東京が徳元悠平の1ゴール・1アシスト、安部柊斗の1得点の活躍で、川崎フロンターレに2-1の勝利を収めた。FC東京はリーグ3試合ぶりの勝利。一方、川崎は3連勝でストップ。多摩川クラシコでの東京の勝利は実に5年ぶり。
国立競技場で組まれた『Jリーグ30周年記念マッチ』の多摩川クラシコは、17分、長友佑都のクロスから、逆サイドで受けた徳元が思い切った一発を突き刺して幕を開ける。さらに26分、徳元のクロスを安部が押し込んで、ホームチームがリードを2点に広げる。
ただ、川崎も負けていない。39分、宮代大聖が木本恭生を交わして鋭いショットを突き刺す。1点差として、さらに攻撃の手を強める。
2-1で折り返すと、52分、主審がVARの介入を経てOFRでチェック。仲川輝人に対する後方からの危険なタックルがふくらはぎを襲っていて、脇坂泰斗が一発レッドカードで退場処分になる。
これで再びFC東京に流れが変わる。10人になりながらも高い技術を発揮する川崎の攻撃に苦しみながらも、GKヤクブ・スウォビィクを中心に守り、2-1で逃げ切ってみせた。