【移籍】チェルシーのメイソン・マウントはマンチェスター・Uへ「個人的合意」。リバプールもリストアップしていたが…

あとはクラブ間の交渉で、『狂った』条件さえ提示されなければ。

　イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、チェルシーFCのイングランド代表MFメイソン・マウント（Mason Mount）の獲得に向けて、「個人合意」に至ったという。あとは契約解除金（移籍金）を巡るクラブ間の交渉で、マンチェスター・Uは6000万ポンド（約108億円）から6500万ポンド（117億円）であれば応じるスタンスだという。

　マウントは2022-23シーズン、トップ下（センターハーフ）を主戦場に、リーグ24試合・３得点・２アシスト、公式戦通算35試合・３得点・６アシストを記録。イングランド代表としては36試合・５ゴール、カタール・ワールドカップ（W杯）には４試合（先発２試合）に出場している。チェルシーとは2024年６月まで、あと１年契約を残している。

　移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリシオ・ロマーノ氏は６月22日、ツイッター（@FabrizioRomano）で次のように伝えた。

「マンチェスター・ユナイテッドがメイソン・マウントに再オファー。個人的な条件は100パーセント合意に達して、すでに交渉を終えている。

　マウントはチェルシーとの新たな契約にはサインしない予定。マンUは早期決着へ、”狂った（クレイジー”）な条件は望んでいない。

　チェルシーはいま柔軟であり、6000万ポンドから6500万ポンドで十分か」

　一時はユルゲン・クロップ監督率いるリバプールFCも獲得に向けてリストアップしていると報じられていた。メガクラブ間の争奪戦の様相を呈したなか、マンチェスター・Uが復権に向けて、大型補強を敢行しようとしている。