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【移籍】エムバペ、ついに沈黙を破る「合意がある」

パリSGのエムバペ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

スーパーカップのあと取材に応じ、「決断は長引かせない」。

[フランス スーパー杯 決勝]パリSG 2-0 トゥールーズ/2024年1月3日/パルク・デ・プランス

 フランス・スーパーカップ決勝、パリ・サンジェルマンがイ・ガンインとキリアン・エムバペのゴールでトゥールーズFCに2-0の勝利を収めて、通算5度目の優勝を果たした。そしてエムバペがこの試合後の取材で、話題となっている今後の去就について言及した。

『アス』は「エムバペがついに沈黙を破る」と題したレポートを掲載。25歳のストライカーは試合後のミックスゾーンの取材で、今後について口を開いた。エムバペによると、パリSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長とは、今後の去就を巡り双方に損害を与えないことで合意に至っているというのだ。

「まだ決断はしていません。しかし、私たちには会長との合意があり、それは全て当事者が保護されることを意味しています。私の将来は単に個人的な問題ではありません」「チームのことを考えなければいけません」 

 さらにフランス代表のキャプテンにも任命されたエムバペは、決断を先送りしないとも強調している。

「2022年も、私は5月まで私自身どのように決断をするか分かっていませんでした。やることがはっきりしているなら、決断を長引かせるべきではありません。それでは意味がありません。ただクラブでは誰も私の状況について話しをしていませんし、誰も興味を持っていません」

 チーム内で、そういった話題が出ることは一切ないということだ。ある意味、現時点では仲介人に委ねているとも言える。エムバペ自身がパリSGとの関係性も大切にしたいという意思も感じられる。

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 果たしてフリートランスファーになってのレアル・マドリードへの移籍、あるいはリバプールFCやアーセナルFCでの世界最高峰プレミアリーグ挑戦を選ぶのか。それとも逆転でのパリSGと契約延長もあるのか。果たしてどの道を選択するのか。まずエムバペは、クラブの目標でもあるUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇へ意識を集中させて、2024年に突入している。

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