【東京五輪】久保建英が決意を示す「ここからはポジティブに。しっかり前を見据えて」
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
練習試合を経て、12日に大阪でホンジュラス、17日に兵庫でスペインとの壮行試合へ。
東京オリンピック日本代表(U-24日本代表)のMF久保建英(ヘタフェCF→レアル・マドリード)が7月9日、オンラインによる取材に応じて、壮行試合の位置づけとなるキリンチャレンジカップの2戦(U-24ホンジュラス戦/12日@ヨドコウ桜スタジアム、U-24スペイン代表戦/17日@ノエビアスタジアム神戸)、そして五輪本番に向けた意気込みを語った。
現在は静岡県内で合宿を行い、次第にコンディションを高めながら、実戦形式も盛り込み連係を高めている。
「相馬(勇紀/名古屋グランパス)選手が合流するなどメンバーが増えてきて、(オリンピック本番が)近づいてきたなという気持ちはあります。これから大阪、兵庫で試合もあり、まず次のホンジュラス戦の準備に備えていきます」
8日には大学生との練習試合が行われた。久保はそこで実戦の機会を得られたことを前向きに捉えていた。
「もともとこの試合は予定されていなかったと思いますが、ここでできたことで、自分とチームのコンディション面、暑さなど確認できました。12日のホンジュラス戦が初戦にならなくて良かったと改めて感じました。そういった意見はチーム内からも聞かれ、すごくポジティブな試合だったと思います」
そして、20歳のレフティはここから修正点を洗い出す作業以上に、前向きに取り組むことが大事だと言う。久保はキリンチャレンジカップ2試合に向けて、「連係面や暑さも確認し、本番が近づいてきているなか、ここからはポジティブにやっていく部分が大事。しっかり前を見据えていければと思います」と、気持ちを引き締めていた。
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[文:サカノワ編集グループ]