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「素晴らしい試合だった」バルセロナ32年ぶり撃破、久保建英が2点目の起点。ソシエダのイマノル監督も称賛

バルセロナ戦で突破を図るレアル・ソシエダの久保建英。 (Photo by David Ramos/Getty Images)

カンプノウで歴史的1勝、次節にも来季CL出場権を獲得。

[スペイン1部 35節] バルセロナ 1-2 R・ソシエダ/2023年5月20日21:00(日本時間21日4:00)/カンプノウ

 スペインリーグ(ラ・リーガ)1部35節、レアル・ソシエダがFCバルセロナに2-1で、アウェーでは32年ぶりとなる勝利を収めた。久保建英は58分から途中出場し、試合を決定づけるアレクサンデル・セルロートのチーム2点目のゴールの起点となった。

 久保が育成年代にプレーした“古巣”バルサとのカンプノウでの一戦、ターンオーバーで1-0とリードしたなか出場すると、72分、中央から持ち運んでカウンターを発動。マルティン・スビメンディを経由し、セルロート弾が決まった。

 そのあとロベルト・レヴァンドフスキに1点を返されたものの2-1で逃げ切り、21歳の日本人レフティが歴史的な勝利に貢献した。残り3試合で4位をキープ。5位のビジャレアルCFとは5ポイント差で、来季のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を次節にも獲得できる状況だ。

 ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は試合後の記者会見で、「何年も勝利できずにいただけに、また信じられずとても嬉しい。選手たちは大きなドアを開けて歴史を作ろうとしています。私たちはユナイテッド、マドリッド、バルセロナを倒してきました。チャンピオンズリーグの出場権を得るため、できること全てをやっていきます。この勝利で少し近づいたが、継続しなければなりません」と語った。 

 1週間前にバルセロナがリーグ優勝を決めている。それがアドバンテージになったのではないか。その問いに指揮官は、「しかしチャビが送り出したチームは、非常に大きな可能性を秘めた素晴らしいチームだ」とリスペクトし、「私たちが素晴らしい試合をしたからだ」と強調している。

 ここから連戦が続き、レアル・ソシエダは日本時間5月24日2時30分からUDアルメリアとホームで対戦する。

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