“カメレオン”久保建英は複数ポジションで起点に。マジョルカ2020年初陣黒星

久保建英。(C)SAKANOWA

攻撃の迫力を欠き、アウェー初勝利ならず。

[スペイン1部 19節] グラナダ 1-0 マジョルカ/2020年1月5日/ヌエボ・ロス・カルメネス

 RCDマジョルカはスペイン1部リーグ(ラ・リーガ)の19節・グラナダCF戦、0-1で敗れて2020年初陣を白星で飾ることはできなかった。開幕からいまだアウェーで勝利はなく、今季リーグアウェー戦は1分8敗に。18歳の日本代表MF久保は8試合連続でスタメン起用され、2試合連続のフル出場を果たした。

 東京オリンピックイヤーでもある2020年、久保にとっても久々のオフを挟んでの公式戦となった。

 しかし、グラナダの組織立った攻撃に手を焼いて先制点を与えてしまう。その後は、5バック気味にするなど守備をしっかり整えるホームチームを崩しきれない。

 そのなかで3バック気味の奇襲を仕掛けたマジョルカだが、久保は右サイド、トップ下、さらに左サイドと複数のポジションでプレー。自身が持ち味と称するまさに「カメレオンのように」適応し、ダニエル・ロドリゲスへの惜しいパスを放つなど攻撃の起点になる。

 しかし高い位置でボールを持つ機会は限られ、連動してぶ厚く崩すシーンは限られた。ケガからの復帰後、今季初スタメンとなった20歳のコロンビア代表、クチョ・エルナンデスは確かに個の能力の高さを見せた。が、単独で仕掛けて周囲を生かすようなシーンはなく、期待された久保とのコンビプレーによる見せ場は訪れなかった。そういったプレーに影響を受けたのか、久保も単騎突破を狙うもののゴールを攻略できなかった。

 マジョルカは4勝3分12敗(18得点・33失点)の勝点15のままだが、中位との差が開いてきており、しかもセルタ・デ・ビーゴやRCDエスパニョールといった地力のあるチームと降格圏で競る形になっており、極めて危険な領域にいる。

 久保はリーグ16試合1得点・2アシスト。2試合連続フル出場を果たしたが、6試合連続で得点に絡めず。そろそろ、チームを押し上げるためにも、こじ開けたところだ。

 マジョルカのメンバーは次の通り。

▽先発
GK
1 マノロ・レイナ
DF
20 アレクサンダル・セドラル
(62分→3 ルーマー・アグベニュー)
15 フラン・ゴメス
24 マルティン・ヴァルイェント
21 アントニオ・ライージョ
MF
4 ジョセップ・セネ
(74分→9 アブドン・プラッツ)
8 サルバ・セビージャ
(62分→23 アレックス・フェバス)
14 ダニエル・ロドリゲス
FW
11 ラゴ・ジュニオール
29 クチョ・エルナンデス
26 久保建英

▽控え
GK
13 ファブリシオ・アゴスト
DF
5 フランシスコ・カンポス
MF
7 アリダイ・カブレラ
FW
19 パブロ・チャバリア

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[文:サカノワ編集グループ]

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