好調ソシエダが来季、久保獲得を検討。ウーデゴールのレアル復帰の場合には…
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
現在4位につける。攻撃面でより自由にプレーできる、などメリットを挙げる。
スペインの移籍情報サイト『Fichajes.com』とスペインメディア『Golデジタル』はこのほど、レアル・ソシエダの来シーズンの補強に関するレポートを掲載した。クラブは、現在レアル・マドリードから期限付き移籍しているノルウェー代表FWマルティン・ウーデゴールがレンタルバックされた場合、同じくレアル・マドリードからRCDマジョルカにローン中の久保建英を招き入れたいという考えを持っていると伝えている。
現在4位と好調なレアル・ソシエダをけん引する20歳のストライカーはこれまで13試合4得点・3アシストを記録している。『Fichajes.com』によると、ウーデゴールはレアル・マドリードとは2023年6月まで、そしてソシエダとは2021年6月まで契約を結んでいるとされるが、「来シーズンはマドリードの白のキットを着ることになるだろう」という。
そこでソシエダは金銭よりも人的な穴埋めを要求するだろうとのことだ。そこで浮上しているのが久保だ。記事では「久保は急速にマジョルカで輝きを放っているが、まだウーデゴールほどではない」として、ノルウェー代表のアタッカーがサンチャゴ・ベルナベウに戻り、18歳の日本代表MFを獲得したいというプランについて検討しているというのだ。
また『Golデジタル』はさらに具体的に、ウーデゴールがレアル・マドリードに復帰した場合、ソシエダは久保とスペイン代表サイドバックのアルバロ・オドリオソラの二人を要求したい考えだという。
記事では、久保は成績の悪いマジョルカではなかなか最大の輝きを放つことができておらず、ソシエダであれば「攻撃の自由度はより高くなり、よりクオリティの高い選手に囲まれてプレーできる」とメリットを挙げている。
こうして記事になったということは、ソシエダサイドでそういった「久保獲得プラン」が浮上しているということだろうか。
ウーデゴールと久保では、ポジションも契約内容も異なるため、果たしてどこまでこの話に信ぴょう性があるかは分からない。ただ、「マジョルカ→ソシエダ」と段階を踏むことが久保にとってプラスではないか――という話は確かに一理ある(もちろんデメリットもありそうだが)。もしかすると、今後の展開によっては、一つの選択肢に入ってくるかもしれない!?
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[文:サカノワ編集グループ]