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久保建英はレアル・マドリードの「大きな希望」。ペレス会長がビジャレアル視察

ジネディーヌ・ジダン監督(左)、久保建英(右)。(C)Audi CUP :(C)SAKANOWA

ジダン監督のもと、プロジェクトの重要な存在。

[スペイン1部] ビジャレアル 1–1 レアル・マドリード/2020年11月21日/エスタディオ・デ・ラ・セラミカ

 スペイン1部リーグ、昨季王者レアル・マドリードは暫定2位のビジャレアルCFとのアウェーゲームを1-1で終え、辛うじて勝点1を獲得した。注目を集めたレアル・マドリードからビジャレアルにレンタル移籍中の久保建英だが、88分過ぎからの投入でわずか5分ほどのプレーにとどまった。しかしその短時間に、GKティボ・クルトゥワとの1対1、右サイドをぶち抜いてのトニ・クロースのイエローカード誘発と二度の“見せ場”を作り出した。

 スペインメディア『マルカ』は11月23日、久保がレアル・マドリードにとって「大きな希望」であることを象徴する試合であったとレポート。レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長がビジャレアルに視察行脚に訪れていて、短時間の出場とあってやや不本意ではあったものの、久保へ「信頼」を寄せているというメッセージを発したという。

 昨季までレアル・ソシエダに期限付き移籍していたマルティン・ウーデゴールのように、レアルのクラブスタッフは小まめに、久保サイドともコンタクトを取っているそうだ。記事では、ジネディーヌ・ジダン監督とともにロス・ブランコスが進める、若手をチームに組み込んでいくプロジェクトで、久保も重要な役割を担っていることを改めて強調している。

 ビジャレアルは11月26日(日本時間27日2時55分)、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ4節、マッカビ・テルアビブ(イスラエル)と対戦する。国内リーグとの連戦が続くなか、久保はこの試合での先発起用が有力視されている。果たしてどのポジションを担い、久々のゴールなるか注目される。

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[文:サカノワ編集グループ]

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