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【移籍】エムバペが一つ重大な決断を下す

パリSGのエムバペ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

来年1月に開く冬の移籍マーケットでは――。

 フランス1部パリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が一つ決断を下したという。

 スペインメディア『スポルト』は12月24日、1月に解禁される冬の移籍マーケットで、エムバペは移籍しないという「重大な決断を下した」とレポートしている。現在フランス1部リーグ16試合・18得点・2アシスト、公式戦通算22試合・21得点・2アシストを記録するなど「快適なシーズンを過ごしている」(同メディア)。何より目標であるUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを目指し、2月にはラウンド16で日本代表MF久保建英の所属するレアル・ソシエダとの対戦が控えている。クラブ一丸でそのターゲットに向かっていて、「(パリSGとエムバペは)常に良好な関係で対話を続けて、調和を保っている」としている。

 1月になると「契約満了の半年前」を切り、エムバペサイドは他クラブとの交渉が解禁される。そこで、真っ先にレアル・マドリードが獲得に乗り出すのではないかと言われている。

 ただし、決してパリSGが1月以降に交渉できない、というわけではない。1年間の延長オプションは行使していないものの、パリSG残留&新契約も選択肢にあると言われる。

 スペインメディア『アス』によると、昨年“口頭合意”を反故にされたレアル・マドリードはエムバペに対し、1月15日までにサインに応じるように求めるだろうと報じていた。

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 一方、イングランド・プレミアリーグのリバプールFC、アーセナルFCも獲得へ「興味」を示していると言われる。このスーパースターを巡り駆け引きは起きるのか……。エムバペ自身はパリSGでの戦いに集中したいというが、年明けとともに一段と注目を集めることになる。

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