【移籍】ガンバ大阪MF山本理仁がSTVVに期限付き移籍。立石CEO「フィンクサッカーの攻撃の中心に」
シント=トロイデンVVへの加入が決まった山本理仁。(C)STVV
「冨安選手、鎌田選手、遠藤選手のように」
ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)は6月30日、ガンバ大阪のMF山本理仁(YAMAMOTO Rihito)を期限付き移籍で獲得したと発表した。移籍期間は2023年7月1日から2024年6月30日まで。
山本はSTVVを通じて、次のように決意を示している。
「海外挑戦は一つの夢でもあり、このクラブは日本代表の冨安選手、鎌田選手、遠藤選手などがプレーした場所なので、自分も彼らのようになりたいという気持ちがあり移籍を決断しました。ゴールやアシストを一つでも多く取り、チームに貢献したいというのが一つの目標です。それがチームの結果に繋がり、プレーオフ1に進出できるようにやっていきたいです」
また、G大阪のファン・サポーターに向けては、次のようにあいさつをしている。
「このたび、シント=トロイデンVVに期限付き移籍することになりました。まずは自分のチャレンジを受け入れてくださった小野社長はじめ、フロントスタッフの方々には感謝しかありません。初めてベンチ入りをした日、ガンバサポーターの声量、熱気には圧倒させられました。
日本一のスタジアムで、日本一のファン・サポーターの前でプレーできることがサッカー選手としてこの上ない喜びでした。本当にありがとうございました。そして、まだこのガンバ大阪で何も残せてない自分ですが、しっかりと大阪の地まで届くような活躍をすることがこのクラブへの恩返しだと思っています。ガンバ大阪の躍進を心から願っています」
そしてSTVVの立石敬之CEOは次のように期待を寄せている。
「この度は、ガンバ大阪から山本理仁選手を迎え入れることができて、嬉しく思います。フィンク新監督が目指す攻撃的なフットボールの中心として勝利に貢献して欲しいです。来年に迫ったパリ・オリンピックへ繋がる成長に期待しています」