【浦和-FC東京】酒井宏樹が開始早々に負傷退場。カタールW杯日本代表DF、左腕を脱臼か
浦和の酒井宏樹。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)
交代出場の荻原拓也が右サイドバックに入る。
[J1 20節] 浦和 – FC東京/2023年7月8日19:00/埼玉スタジアム
J1リーグ20節、浦和レッズのDF酒井宏樹が開始早々に左腕を傷め、交代を余儀なくされるアクシデントが発生した。
開始3分、右サイドの空中戦で、酒井とエンリケ・トレヴィザンが競り合う。すると着地する際、酒井が左肘を間接とは逆方向に挫く形で転倒。メディカルスタッフがすぐに駆け付けて状態を確認するとベンチに「×」サインを送って、選手交代を要求した。
酒井は左腕を押さえたまま担架に乗り、ドレッシングルームに運ばれた。
浦和はこれまで左サイドバックを担ってきたレフティの23歳荻原拓也が、そのまま酒井のポジションである右SBに入っている。
試合はこのあと、その荻原を起点に、関根貴大を経由して、J1史上初のJ1リーグ500試合出場を達成した興梠慎三が決定的なシュートを放ったが……惜しくもポストを叩いてゴールならなかった。