【浦和】C大阪に痛恨の敗戦、酒井宏樹「申し訳ない。これだけ多くのサポーターが来てくれたのに…」

約１週間のオフに突入、「身体と頭を休め、後半戦を戦いたい。僕らだけでなくスタッフもサポーターも」。

[J1 21節] C大阪 2-0 浦和／2023年７月16日19:03／ヨドコウ桜スタジアム

　J1リーグ21節、浦和レッズはレオ・セアラとジョルディ・クルークスのゴールで、セレッソ大阪に0-2で敗れた。リーグ戦では11試合ぶりの黒星に。

　リーグ前節のFC東京戦（△0-0）の開始３分に左肘を脱臼して交代を余儀なくされ、ミッドウィークの天皇杯モンテディオ山形戦（〇1-0）を欠場した酒井宏樹がスタメンで復帰し、右サイドバックとしてフル出場した。

　左腕全体にテーピングを巻いてピッチに立った酒井は前半アディショナルタイム、右サイドからのクロスにヘディングシュートを放つなど見せ場を作った。しかし、チームを勝利に導けなかった。

　酒井は試合後、「0対0のまま試合を進めていければ、僕らの時間帯が訪れ、そうした試合をモノにしてきました。浦和も2－0にした試合はほとんど負けていません。そうなってしまったのが最大の敗因」と、立て続けに喫した前半の失点を悔やんだ。何よりキャプテンは「中断前に勝利を飾れなかったのは申し訳ないです。これだけ多くのサポーターが来てくれたので……ちょっと悔しい結果です」と、２試合ノーゴールに終わった結果を受け止めていた。

　J1リーグはここから約３週間の中断期間に入る。浦和は約１週間、オフに入る予定だ。

「ここからしっかりチーム一丸となってひとつずつ勝っていかないといけない。立て直していきたい。（中断期間は）相当な試合数をやってきたので一回、身体と頭を休め、後半戦を戦いたい。僕らだけでなくスタッフもサポーターも」

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　ここで一旦“熱”を冷まして、再び８月から熱い反抗へ――。レッズのキャプテン酒井は頷いて前を向いた。