【浦和】モーベルグがギリシャ入り。18日にもアリス移籍が正式決定か、気になる情報も…
モーベルグのギリシャ入りを現地メディアが報じる。※ギリシャメディア『スポーツ・ライト』より
16日に現地入り、メディカルチェックを受ける。
J1リーグ浦和レッズの「10番」MFダヴィド・モーベルグ(David Moberg-Karlsson)が7月16日、ギリシャ1部アリス・テッサロニキに移籍するため現地入りした。同日から17日にかけてメディカルチェックを受けたと見られ、問題がなければ、18日にも両クラブから正式発表される。ただし、もう少し時間が掛かる可能性も……。
元スウェーデン代表の右サイドアタッカーであるモーベルグは2022年1月、スパルタ・プラハから浦和に加入。レッズの新背番号「10」として、2022シーズン、リーグ20試合・8得点、AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)7試合・5得点と、いずれもチーム最多ゴールを記録し、ACL決勝進出に貢献した。しかしマチェイ・スコルジャ新監督の就任した今季はケガも影響し、これまでリーグ9試合・0得点・1アシスト、ルヴァンカップ5試合・0得点・1アシスト、天皇杯1試合・0得点、公式戦トータル15試合・0得点・2アシストと結果を残せずにいた。
とはいえ、スウェーデン代表3試合を記録し、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)にも出場経験のある29歳のドリブラーは、ここに来てコンディションも良化。練習でも切れのある動きを見せ、まだまだ十分輝ける可能性を示していた。
現地メディア『スポーツ・ライト』は7月16日、モーベルグが現地の空港に到着した際に取材。アリスのタオルマフラーを手に写真に収まった。記事では、クラブとモーベルグの加入は「口頭合意」に至っていて、あとは浦和から「フリー」である証明が届くのを待っているという。17日にも発表か、と報じていた。
ただ、Jリーグは年間シーズン制であり、『トランスファーマルクト』によると、モーベルグの契約は2023シーズン末までとなっている。そのあたりで何か齟齬が生じていなければいいが――。
アリス・テッサロニキは2022-23シーズン、リーグ戦レギュラーシーズンとプレーオフ、いずれも5位で終えている。