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【浦和】荻原拓也「体はめちゃくちゃ動けている」。松尾佑介との”ユース出身コンビ”に好感触

浦和の荻原拓也。写真:石橋俊治/(C)Toshiharu ISHIBASHI

「いろいろな声があると思いますが、悲観するのは簡単でいかにポジティブなことを拾っていけるか」

[J1 7節] C大阪 1-1 浦和/2025年3月28日19:03/ヨドコウ桜スタジアム

 J1リーグ7節、浦和レッズは途中出場した渡邊凌磨の同点ゴールによりセレッソ大阪と1-1で引き分けた。浦和はいまだ1勝(1勝4分2敗)の勝点7で暫定13位。

「難しい試合でした」

 荻原拓也は試合後にそう切り出したあと、「守備がハマらないと多く走らないといけないし、”やれていない”感触で試合が進んでしまい、精神的に難しくなりました。多くを改善しないと難しいなと思います」と振り返った。

「個人としてはチャンスを作れて、相手を抑えられました。ルーカス(フェルナンデス)と対峙しながら圧力を掛けて奪ったあとスプリントでゴール前へ行くシーンを作れた。手応えはありますが、ステップ・バイ・ステップという感じです。体はめちゃくちゃ動けているけど、チームの結果を残せず悔しいです」

 浦和ユース出身同士でもある松尾佑介と左サイドを形成する機会も増えてきた。荻原は「前に配球すると走って自由にプレーしてくれて、そこで(相手に優位な)立ち位置を取れて、良い関係を作れています。めちゃくちゃ攻守においてやりやすいです」と好感触を得ていた。

 まだリーグ戦は1勝しか挙げられずにいる。勝てずにいるそのもどかしさは「勝って消化するしかない。見ている方々も同じだと思います。いろいろな声があると思いますが、悲観するのは簡単でいかにポジティブなことを拾っていけるか」と、前を向こうとする。

「難しい試合だったけど、全部が悪かったわけではないので、そこに目を向ける必要があります。今回は勝点1をもぎ取ったと言っていいのではないでしょうか」

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