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クリスチアーノ・ロナウド、浦和レッズに来ないか「クラブW杯までの短期契約あり得る」!? メッシと共演の可能性も話題に

アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウド(C) 2025 Asian Football Confederation (AFC)

アル・ナスルとの契約更新はまだ発表されず、今後の去就動向へ改めて注目が集まる。

 サウジアラビア1部アル・ナスルFCに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)の去就動向が改めて注目を集めている。

 ロナウドとアル・ナスルの契約は今年6月までと迫っている。『AFP』は先月、ロナウドは1年契約を延長することで合意し、あとは詳細を詰めてサインをするだけだと報じた。複数の中東メディアでは、年俸2億ユーロ(320億円)という、サッカー選手の歴代最高額の契約を結ぶのではないかと伝えていた。

 しかし、結局そこから具体的な進展はしていない。もちろん、あとは発表するだけ……となっている可能性もある。一方、条件面などでまだ合意に至っていないことも考えられる。

 そんななか『トーク・スポーツ』は3月26日、クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)の出場国(地域)のリーグに10日間設けられる6月の特例となる移籍ウインドーで、ロナウドがクラブW杯出場チームに加入する可能性に言及し、サッカーファンの間で話題となっている。

 ロナウドは40歳という年齢を考慮すると、4年に一度となる新方式のこのクラブW杯に出場する”最初で最後のチャンス”と考えているはず。何よりFIFA(国際サッカー連盟)も、リオネル・メッシとの二大スーパースターが開催地アメリカで揃うシチュエーションを望んでいるはずだと見る。

 同メディアは、ロナウドがアル・ナスルと契約更新したうえで、クラブW杯終了までの超短期のレンタル移籍をすることは十分あり得ると予想しているのだ。

 そしてこれまで最大のライバルだったリオネル・メッシの所属するMLSのインテル・マイアミで、「二人がチームメイトとなって戦う新たな章を作るのはどうか」という夢のようなシナリオを思い描いている。

 であれば――。むしろ、クラブW杯にアル・ナスルと同じアジア(AFC)の代表として出場する浦和レッズの救世主になる、というシナリオはどうだろうか。

 FCバルセロナ、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、インテル・ミラノ……各国リーグの強豪が参加する32クラブの中で、浦和は今年に入りまだ「1勝」しかできていない。

 世界の舞台に立とうにも、知名度と実績が十分と言えるタレントがいない。インパクトを与えるのであれば、ロナウドのパワーを欲するのも一手ではないか。

 一方、ロナウドはアル・ナスルで、まだタイトルを獲れずにいることに納得していないと言われる。いまだゴールを決め続けるスーパースターは、所属してきた全クラブでタイトルを獲得してきた。それを誇りにしているため、アル・ナスルに対する特別な想いはり、一つビッグタイトルを掴むことにもこだわっているという。

 それだけにクラブW杯でプレーする場合、同メディアは「弱いチームでプレーすることは考えないだろう」とも指摘されている。

 サウジアラビアなど中東の台頭、為替なども影響し、近年のJリーグは世界でインパクトを残せずにいる。その中で、このクラブW杯の出場権を浦和が辛うじて掴んだことはビッグチャンスだ。

 浦和の強化を司る堀之内聖スポーツダイレクター(SD)は今年1月、ロナウド補強の噂について問われると、否定はしなかったものの一笑に付した。それは少し残念でもあった。何ならロナウド本人や世界の選手たちへメッセージを発するチャンスになったはずだった。

 せめて浦和はロナウドサイドと接点でも持てないだろうか。せっかくの特例の移籍ウインドーである。

 互いにwin-winになるための提案ができれば……。なんなら今シーズン末までのレンタル移籍などは無理だろうか。

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 日本最多を誇るサポーターに、まだ今年1度しか勝利の歓喜をもたらせずにいる。メッシ&ロナウドの共演までいかなくても、浦和からも少しぐらいワクワクさせる、夢のある話題を提供してもらいたい。