湘南の新10番、山田直輝が復帰初戦スーパーゴール!磐田カミンスキーの牙城を崩す

浦和から湘南に移籍した山田直輝。(C)SAKANOWA

劣勢を撥ね退ける会心のドライブショット、「素直に100パーセント嬉しい」。山﨑、杉岡も決めた!

[J1 22節] 磐田 2-3 湘南/2019年8月11日/ヤマハスタジアム

 浦和レッズから湘南ベルマーレに今夏期限付き移籍したMF山田直輝がジュビロ磐田戦、1-1で迎えた80分に強烈なドライブ回転でGKカミンスキーの頭上を抜く鮮烈の一撃を叩き込んだ。復帰初戦の新10番のファーストゴールで勢いをつけた湘南が3-2で磐田に競り勝った。

 山﨑凌吾のゴールで追い付いていたが、試合終盤に差し掛かり、磐田のアダイウトン投入により、アウェーチームがやや劣勢を強いられていた時間帯だった。

 湘南は相手にできた一瞬の隙を見逃さず、ビッグチャンスにつなげた。

 80分、山根視来からの縦のロングフィードに、途中出場の山田が駆け上がる。湘南のナンバー10はゴールラインぎりぎりのほとんど角度のないところから右足に合わせると、ボールは強烈なドライブ回転でカミンスキーを越えて、ゴールネットを揺らした。

 さらにその後、杉岡大暉にも強烈な一撃が生まれ、1点を返されたものの、3-2で逃げ切った。

 山田は試合後のフラッシュインタビューで、「素直に100パーセント嬉しいです。練習の時から、山根選手にボールが落ちた時には、『誰か裏のスペースに走ってくれ』と言われていたので、それを思い出して思い切って走り、最後は中を見ず思い切り振り抜いた結果、ゴールに吸い込まれてくれて良かったです」と振り返った。

 これでチームはリーグ2連勝。価値ある勝点3を掴んだ。

「前節の鹿島さん相手に、最後にゴールを決めて勝つことができたので(〇3-2)、そういう良い試合のあとは難しくなるとみんなが理解していて、今日の試合、しっかりとした気持ちをもって臨んだことが結果につながったと思います」

 そのように山田は頷いた。

 そして湘南のサポーターとファンに向けて、「まだ、たったの1試合。もっと、もっと自分を出していくので、これからも熱く、応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

 山田直輝は1990年7月4日生まれの29歳。埼玉県浦和市(現さいたま市)出身。168センチ、66キロ。これまでのキャリアは、北浦和サッカースポーツ少年団―浦和レッズジュニアユース―浦和ユース―浦和―湘南(2015-2017年、期限付き移籍)―浦和―湘南(期限付き移籍)。今季は浦和でJ1リーグ1試合、天皇杯1試合の出場に止まっていた。

 今回の成績を含めると、通算成績はJ1リーグ83試合6得点、39試合5得点、ルヴァンカップ26試合3得点、ルヴァンカップ15試合4得点。

 目の覚めるようなスーパーゴール。山田はユニフォームのエンブレムに手を当てて弾けるような笑顔を浮かべ、湘南サポーターのチャントの大合唱が彼を包み込んだ。

関連記事:【浦和】山田直輝が当初「戸惑った」湘南の3年間でどのように這い上がってきたのか

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads