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【浦和】“大物FW”イェレメイェフにオファーか。京都と競合、パナシナイコス所属の元スウェーデン代表ストライカー

イェレメイェフ。(Photo by Sebastian Widmann/Bongarts/Getty Images)

ただし後任監督の意向が優先されるため長期戦も!?

 J1リーグ浦和レッズがこの夏のマーケットで、ギリシャ1部パナシナイコスFCに所属する元スウェーデン代表FWアレクサンデル・イェレメイェフ(Alexander Thomas Jeremejeff)の獲得を検討しているという。当初は京都サンガF.C.が積極的に動いていたが、その関心は「薄くなっている」そうだ。

 今年10月で31歳になるイェレメイェフは、190センチある大型フォワード。生粋のセンターフォワードタイプで、2023-2024シーズンは公式戦17試合・8得点・1アシストを記録。383分と出場時間は限られたものの8ゴールと結果を残した。

 ギリシャメディア『SDNA』は6月6日、「イェレメイェフ。日本からオファー」と題し、次のようなレポートを掲載した。

「イェレメイェフはおもに日本から関心を寄せられている。京都サンガの関心は最近薄れてきているようで、浦和レッズがこの30歳のストライカーと契約する可能性に注目している」

 このストライカーはパナシナイコスと2025年12月まで契約を結んでいる。また、まだ未定である後任監督の意向がクラブの新シーズンのメンバー構成では優先されるため、イェレメイェフを現段階ではクラブとして放出要員とは考えていないとも強調している。

 スウェーデンのBKヘッケン、マルメFF、ドイツ・ブンデスリーガ2部ディナモ・ドレスデン、オランダ1部FCトゥウェンテなどで活躍。スウェーデンで数々のタイトル獲得に貢献し、フル代表にも1試合に出場している。

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 来年のクラブワールドカップ(W杯)に向けて、新エースストライカー候補として果たして迎え入れることができるか。ペア=マティアス・ヘグモ監督のスタイルにフィットしそうだが……長期戦になるかもしれない。

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