【浦和】中島翔哉、大久保智明、ショルツのケガの状態は? 安部裕葵デビューに向け…。スコルジャ監督が語る。9/10 G大阪とルヴァン杯第2戦
中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「疲労度のレベルが違う、いくつかのグループがあると見ています」
[ルヴァンカップ準々決勝 第2戦] 浦和 – G大阪/2023年9月10日19:00/埼玉スタジアム
J1リーグ浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が9月8日、オンラインによる記者会見に応じて、ホームで迎える10日のルヴァンカップ準々決勝ガンバ大阪との第2戦に向けて抱負を語った。第1戦を1-0で勝利した浦和は引き分け以上でベスト4に進める。なお今大会からアウェーゴール・ルールは採用されていない。
その記者会見の中で選手の疲労がテーマに。指揮官は「疲労度のレベルが違う、いくつかのグループがあると見ています。今シーズンこれまで約40試合を行い、疲労の蓄積が見られる選手が出てきています。それが(第1戦で)何人かメンバーを変えた理由です」と、チーム内の状況について語った。
そしてG大阪について。今季初めて日本で指揮を執るスコルジャ監督が複数対戦したなかで、「最も大きな違い」を感じたという。
「ガンバは非常にまとまったチームで、いいビルドアップを持っています。相手チームにとって、タフな試合になります。様々なチームと対戦してきて、二度対戦したなかで最も大きな違いを感じたのがガンバでした。非常に成長していると思います」
そのガンバに第1戦で勝利を収められたが……。「結果は非常にいいものでしたが、前回の悪い面は中島翔哉のケガでした」とも指揮官は振り返った。
次第に出場時間を延ばしていた中島はこの試合、76分から途中出場。試合終了までピッチに立ち続けたが……。
「翔哉はピッチに立って間もなく、相手とのチャレンジのなかで少し筋肉を傷め、普通にプレーできない状態になってしまいました。今はメディカルチェックのところで治療しているところです。早い復帰が望めるのか、まだ待たないといけないのか。その判断を待っています」
そのように次戦、中島の欠場は決定的となったようだ。
また、同じく負傷により欠場した大久保智明の状態だが、来週、病院で改めてチェックすると言い、スコルジャ監督は「トモは攻撃のメインパワーでした。ただ9月中にトモを見るのは難しいかもしれません」と明かした。
一方、G大阪との第1戦を欠場したアレクサンダー・ショルツだが、リーグのアルビレックス新潟戦で足を傷めたため、大事をとったとのこと。スコルジャ監督は「第2戦への準備はできています」と頷いた。
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さらにデビューが待望される安部裕葵の状態だが、スコルジャ監督は「筋肉が張った時期があり、1週間ほど別メニューでトレーニングしていました。もう練習に復帰し、日々コンディションを上げています。9月に裕葵を見られない、とは断言しません」と期待を口にした。