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【浦和】徳島の岩尾憲を獲得、リカルドのブレイン「浦和を背負う責任を感じております」

徳島の岩尾憲。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

期限付き移籍だが、徳島のファンへ惜別のあいさつ「6年間本当にありがとうございました!」

 J1リーグの浦和レッズは1月7日、徳島ヴォルティスの岩尾憲(IWAO Ken)を期限付き移籍で獲得したと発表した。移籍期間は2023年1月31日まで。 

 岩尾は1988年4月18日生まれ、群馬県出身、33歳。175センチ・65キロ。多々良FC ― 図南SC ― 多々良中学校 ― 西邑楽高校 ― 日本体育大学 ― 湘南ベルマーレ ― 水戸ホーリーホック ― 湘南 ― 徳島。2021シーズンはJ1リーグ37試合・3得点。

 岩尾は次のように浦和のファンとサポーターへ決意を示している。

「浦和レッズに関わる全ての皆さま初めまして。徳島ヴォルティスから加入する岩尾憲と申します。このキャリア、年齢の選手に獲得オファーを出していただいたことに対して、クラブ側の大きな期待と同時に浦和を背負う責任を感じております。

 日本サッカー界を牽引し続けているこのクラブで、自分が求められているタスクをしっかりと全うできるよう取り組んでまいります。よろしくお願いいたします!」

 また、徳島のファンとサポーターに向けて、次のように感謝を伝えている。

「岸田社長をはじめ、徳島ヴォルティスというクラブが、6年というとても長い時間を僕に与えて下さったことに対して、心から感謝申し上げます。

 そして6年間良い時も悪い時も応援し続けてくれたファン・サポーターの皆さま。皆さまと出会えて、僕は本当に幸せです。共に泣き、共に笑った戦友(ファン・サポーター)にも心から感謝申し上げます。

 僕自身、徳島ヴォルティスというクラブが少しでも魅力的なクラブで在れるように、サッカーを通して何か皆様の心に届けられるように多角的に取り組んできたつもりです。今シーズンの結果も含め、至らないところもたくさんありましたが、それでも僕の走れるスピードで一時も休むことなく走り抜いたという事実があります。

 納得できない結果なのは僕も同じですが、理解していただけたら幸いです。これからは同じサッカー界の同士として、徳島ヴォルティスの発展を心より願っております。最後に、どうしたらもっと良くなるか常に考え、悩み、行動してくれるテクニカルスタッフ。ピッチで戦い抜くためにケアしてくれたメディカルスタッフ。いつも僕の言葉に耳を傾けてくれて、ピッチで助けてくれたチームメイト。素晴らしい人達に囲まれて、今日の僕がいます。

 チームのみんな。本当にありがとうございました。またいつか、お互いに全力で走り抜いて、今日のことを笑って話せる日が来るといいなと思います。6年間本当にありがとうございました!」

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[文:サカノワ編集グループ]

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