【英国メディア採点】アーセナル冨安健洋は及第点「6」。CL初先発&フル出場も、ランスに2失点で敗れる。今回のポジションは…
CLのランス戦に臨んだアーセナルの冨安健洋。 (Photo by Alex Pantling/Getty Images)
失点シーンはやや悪い印象を残した一方、「相変わらず強烈なディフェンスを見せた」。
[CL GS2節] ランス 2-1 アーセナル/2023年10月4日4:00(現地21:00)/スタッド・フェリックス・ボラール
UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ(GS)2節、イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCはアウェーにてフランス1部RCランスに、1-2で敗れた。アーセナルの日本代表DF冨安健洋は右サイドバックでCL初先発、フル出場を果たした。
開始14分、アウェーチームは相手敵陣のミスパスを奪って、ガブリエウ・ジェズスのゴールで幸先良く先制に成功する。
しかし25分、GKダビド・ラヤが冨安を狙ったボールがやや弱く、相手にインターセプトされてしまう。するとそこから25分、トマソンに決められてしまう。GKの判断とキックのクオリティに問題があったが、やや見た感じで冨安が悪い印象を残すシーンになってしまった。
そして69分、アーセナルの左サイドが攻略され、クロスをアリー・ワヒに決められて、これが決勝点に……。ガナーズは1-2でこの試合を落とした。
1週間前のリーグカップのブレントフォードFC戦では、センターバックを務めた冨安だが、今度は右SBに。公式戦では久々のサイドバックでのスタートからの抜擢になったが、『フットボール・ロンドン』は10点満点の採点で、及第点の「6」をつけた。同メディアは次のように、冨安のパフォーマンスについてコメントしている。
「ランスのウイングバックとインサイドのフォワードというダブルの脅威に上手く対処し、強烈なディフェンスを変わらずに見せていた。しかしファイナルサードでのパフォーマンスは明らかに物足りなかった。それでもコーナーキックからのボレーがサンバにセーブされたのはツキがなかった」
そのように指摘されている。
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24歳になった日本代表ディフェンダーは、安定感も求められてきている。とはいえ、激しく熱い彼らしい強烈な守備は変わらず欠かせない。どのようにハイパフォーマンスを繰り返していけるのか、この日の反省を含めて得たものを次に還元したい!