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アーセナル冨安健洋の顔面踏みつけられ“事件”が物議、「避けることできた」。元イングランド代表3氏が厳しく指摘

エヴァートン戦でフル出場したアーセナルの冨安健洋。(Photo by Naomi Baker/Getty Images)

「プロであれば分かるはずだ」

[プレミアリーグ 15節]エヴァートン 2-1 アーセナル/2021年12月6日20:00(日本時間7日3:00)/グディソン・パーク

 イングランド・プレミアリーグ、アーセナルFCはマルティン・ウーデゴールの前半アディショナルタイムの得点で先制しながらも、後半に2失点を喫して逆転負けを喫した。下位チームに痛恨の黒星を喫し、リーグ2連敗。日本代表DF冨安健洋は11試合連続でのフル出場。

 この試合の前半途中、タッチライン沿いの争いから冨安が転倒した際、イングランド代表に選ばれた経験のある23歳のDFベン・ゴッドフリーに顔面を踏み付けられるという事象が起きた。

 スパイクのスタッドが顔面に入るという極めて危険な状況だが、主審もVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)も偶然であると判断(VARが介入できるのは、レッドカードの可能性がある場合だが)。レッドカードはもちろん、イエローカードも出されなかった。

 イングランドではこのシーンが物議を醸し、『スカイ』の解説を務めた元イングランド代表の3人がそれぞれ見解を示した。

 ガリー・ネヴィル氏は「VARは偶然だと判断したのでしょうし、彼(ゴッドフリー)もそうだと言うでしょう。しかし、プロであるならば分かるはずです」と、決して偶然ではないのではないか……と仄めかした。ジェイミー・キャラガー氏は、ゴッドフリーについて「とてもラッキーでしたね」と、お咎めなしだったことに触れた。

 また、アラン・スミス氏は中継中、「あれは偶発的なものではありません。避けることができたはずです」と、その行為に疑問を呈した。

 結局、後半流れに乗れずにいると、80分、90+2分と失点しての逆転負け……。顔面に傷を負った冨安にとっては、そのケガ以上の厳しい1敗を突き付けられた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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