アザール引退で久保建英「できれば一緒に長くサッカーをしたかった」、レアル・マドリード“同期入団”│サッカー日本代表
『レアル・マドリードTV』での久保とアザールが大笑いする一コマ。※「RMTV」より
「試合前、実際に動画を見て参考にした部分もありました」
[MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023] 日本代表 – カナダ代表/2023年10月13日19:35/デンカビッグスワンスタジアム
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が10月13日、国際親善試合「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023」でカナダ代表と新潟のデンカビッグスワンスタジアムで対戦する。最新のFIFAランキングは日本19位、カナダ44位。
久保建英が11日の全体トレーニングのあと取材に応じた。そのなかで、前レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザールが前日に現役引退を発表したことについて質問を受けた。
二人は2019年夏、レアル・マドリードに加入。プレシーズンの練習中、久保が「試合前、あなたのプレーの動画をよく見ています」と伝えると、10歳年上のアザールも「それはいいじゃないか!」と笑顔を浮かべて喜び、そのシーンがマドリディスタの間で大きな話題を集めた。
言葉がなくても通じ合えるような関係でもあった。久保は「ここで僕が何かを言っても伝わることはないのかなと思いますが……」と切り出し、次のように語った。
「本当にリスペクトしていました。(レアル)マドリードではちょっとケガもあって上手くいかなかったと思いますけれど、確実にバロンドール候補の一人でした。本当にお疲れ様でした。そう思います。試合前、実際に動画を見て参考にした部分もありました。できれば一緒に長くサッカーをしたかったですが、これもサッカー。僕もケガには気を付けたいです」
22歳のレフティはそのように希代のドリブラーへの特別な想いを語っていた。
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レアル・ソシエダでの過密日程を経て日本代表へ合流。この10月シリーズとその先に向けて、久保は「両サイド、それぞれ2枚ずつで引き付けられるようになれれば、中がすごく楽になると思います。そういったレベルに前目の選手が早く到達していくことが、日本代表が強くなるためには必要だと思います」と語った。