【サンフレッチェ広島】ファナティクス・ジャパンとパートナーシップ契約、新スタジアムの新店舗を共同運営
広島の満田誠。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
クラブ創立から約30年間培ってきた広島の商品開発や販売のノウハウと、グローバルに展開するファナティクスのノウハウを融合。
株式会社サンフレッチェ広島(仙田信吾社長)は11月2日、世界最大級のデジタルスポーツプラットフォーム企業であるFanatics Inc.(ファナティクス米国)の日本法人であるファナティクス・ジャパン合同会社とパートナーシップ契約を締結したと発表した。
この契約締結の目的は、双方の経営資源を活用し、スポーツマーチャンダイジングビジネスの革新と飛躍的な発展を目指したもの。クラブ創立から約30年間培ってきたサンフレッチェ広島の商品開発や販売のノウハウと、グローバルに展開するファナティクスのノウハウを融合し、さらなる収益向上の実現を目指す。そして新スタジアム「エディオンピースウイング広島」内の新店舗を初めて共同運営し、「訪れる全ての方々に無限大な購買体験を実現します」と意欲を示している。
Jリーグの新スタジアムに併設する新店舗を共同運営するのは初めてとなる。
◎サンフレッチェ広島
仙田信吾社長
「このたび、サンフレッチェ広島は世界最大級のオフィシャルスポーツライセンスマーチャンダイジング企業である ファナティクス・ジャパンと契約締結することになりました。多くの実績を持つ同社との連携を心から喜んでいます。
2024年は新スタジアム『エディオンピースウイング広島』の開業があり、クラブにとっても大きな転換期です。このタイミングでのファナティクス・ジャパンとのパートナーシップは、私たちのクラブにとって重要な機会となり、新たなるステージにクラブが向かうことにつながります。
同社は、世界中で幅広いスポーツチームと提携し、素晴らしい成功を収めてきた実績を持ちます。その専門的な知識と経験と私たちサンフレッチェ広島が約30年間培ってきた商品開発と販売におけるノウハウを融合することで、私たちのマーチャンダイジング事業は、一段と飛躍できます。サンフレッチェ広島ファミリーの皆様に、クラブをより身近に感じていただける機会を提供できると確信しております。
さらに、新スタジアム『エディオンピースウイング広島』では新店舗をファナティクス・ジャパンと共同運営し、試合を楽しむだけでなく、新しい購買体験もご提供していきます。ファナティクス・ジャパンとのパートナーシップにより、皆様に、より先進的で、新たな熱狂をお届けするために協働し、努力し続けます。どうぞ、ご期待ください」
◎ファナティクス・ジャパン合同会社
川名正憲マネジング・ディレクター
「この度、サンフレッチェ広島様との戦略的パートナーシップを締結し、共に新たな歴史を刻むことができることを心から光栄に思っております。サンフレッチェ広島は、長きに渡り素晴らしい戦績を残し、数えきれないほどの感動的な瞬間をファンの皆様に提供してきた、日本を代表するクラブです。
来年、待望の新スタジアム『エディオンピースウイング広島』のオープンは、クラブにとって、そしてファンの皆様にとって、新しい章の幕開けを意味するかと思います。ファナティクスとしては、Jリーグにおいて初めてとなるスタジアム常設店の運営に設計段階から関与することができ、この歴史的な瞬間の一端を担えることを、大変誇りに思っております。
私たちの使命は、サンフレッチェ広島の公式グッズを製造・販売することを通じて、クラブとファンの皆様との強固な絆を築き上げることです。これから始まる新しい時代において、サンフレッチェ広島と共に歩み、ファンの皆様に感動を提供し続けることができることを、心から楽しみにしております」