ベルギー鮮烈デビュー弾の遠藤航が「33番」を選んだ理由は?
ベルギーリーグのデビュー戦でゴールを決めた遠藤航。©STVV
浦和、湘南のサポーターの想いを背負って――。シント=トロイデンが優勝候補のゲンクとのダービーで引き分ける。
シント=トロイデンの日本代表MF遠藤航が8月5日、ベルギー1部リーグの2節・ゲンク戦(アウェー/ルミナスアリーナ)の69分からボランチで途中出場し、新天地デビューを果たした。すると登場からわずか2分後の71分、味方の折り返しのパスを冷静にコントロールするインサイドのシュートを放ち、移籍後初ゴールを決めた。同じリンブルフ州にある両チームのダービーマッチは1-1で引き分けた。
遠藤は試合後、自身のブログでデビュー戦の想いを綴った。
「伝統あるダービーマッチでデビューをし初ゴールを決める事が出来ましたが勝つ事が出来ず残念です。 ただ、試合が終わった後のチームメイト、スタッフ、サポーターの喜び方を見ると優勝候補と言われている相手にアウェイで勝ち点1は悪くない結果のようでした。 個人的には引き分けで満足は出来ませんでしたがまだリーグは始まったばかりなので次は勝ち点3を取れるように良い準備をしていきます!!」
また、シント=トロイデンで背番号33を選んだ理由について、ユース時代の2010年に2種登録で湘南ベルマーレのデビューを果たしたときにつけた背番号であること、また、浦和レッズ時代の3+3で6になることから決めたと明かしている。
遠藤は「初の海外挑戦、初心に帰る思いと湘南、浦和サポーターの皆さんの思いを背負ってこの番号で再スタートします」と綴っている。
日本時間の8月12日(日)深夜3時キックオフの3節・シント=トロイデン対ロケロン戦は、スカパー! で生中継される。
文:サカノワ編集グループ