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【サッカー日本代表】内田篤人、中村憲剛がロールモデルコーチとして帯同。「代表の血の継承」森保監督も期待

内田篤人氏。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

タイ代表戦に向けた12月28日から30日まで3日間のトレーニングを予定。

[TOYO TIRES CUP2024]日本代表 – タイ代表/2024年1月1日14:00/国立競技場

 2024年元日に国立で開催されるタイ代表戦に臨むサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のメンバーが12月7日に発表された。このあとのアジアカップを見据えて23人が招集。国内組8人に加え、ウインターブレイク中のベルギー、オランダ、ドイツでプレーする選手も選考された。

 また、今回、元日本代表の内田篤人氏、中村憲剛氏が12月28日から30日まで3日間のトレーニングで、ロールモデルコーチとして帯同することになった。その招集理由について、森保監督は記者会見で「代表の血の継承」を期待していると語った。

「二人とも代表でプレーし、トップ・オブ・トップの選手でもあり、日本のために戦う代表の血の継承ということで、彼らの持っているノウハウを選手たちに伝えてもらえればありがたいと思います。選手へのアプローチの幅、戦術の幅を広げることにつながり、いいコミュニケーションが取れるのではないかと思っています。さらなるブラッシュアップのため、彼らも招集させてもらいました」

 また山本昌邦ナショナルチームダイレクターも、各ポジションのブラッシュアップにつなげたいと意図を語った。

「二人は育成年代のロールモデルコーチとしても、ずっと活動してもらっています。内田篤人さんはサイドバックでチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4までプレーした、トップ・オブ・トップを知る人材の一人。現在のコーチ陣にサイドバックの専門家がいないこともありました。

 中村憲剛さんはU-17世代を中心にやってもらってきています。継続性とともに、彼らの外から見た目を、我々のコーチングスタッフとともに、日本全体の成長に生かしたい。現場からの要望もあり、今回そのような形になりました」

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 二人は12日に開幕するアジアカップには帯同しないという。直近まで現役としてプレーしていた内田氏と中村氏が、ピッチを離れてからの視点も生かして、フル代表にその力を還元する。

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